2001年、マレーシアはクアラ・ルンプールのチャイナタウンをぶらぶらしてたら、中国画の店があり、中で中国系のおっちゃんが墨で素描をしてました。
ちょっと、いい感じだったので、手頃な土産にでもと思って、中に入り作業を見せてもらいました。
雀の絵が気に入ったので、イクラって聞いたら、当時のレートで30万円とのこと。
え~???
聞き間違い?
レートの計算間違いかぁ?
なんで?
話をしてみたところ、このおっちゃん、当時の政府選出のマレーシア十大画家のひとりで、見せてもらった政府出版の作品集にちゃんと載っており、ビックリ。
出身はマレー大学(マレーシアのナンバー1)卒業後、日本の東大に留学した経歴のある、それはそれは御立派な芸術家だったんですねぇ。
なもんで、わたしのなんちゃってマレー語から、おっちゃんのペラペラの日本語での会話となりました。
お茶なんか出してもらって、話をしたところ、マレーシアでは芸術、特に中国系の絵ではマーケットがあまりに小さく、食べていけないとのこと。
そこで、チャイナタウンの道沿いにアトリエ兼販売店(土産物屋の雰囲気)をひらいて、自身デザインのグッズの販売もしてるんだそうでした。
何だか、そんな話をしてたら、余計に欲しくなっちゃったけど、
さすがに三十万は無理なので、取り合えずマグカップを買いました。
おっちゃんのモチーフは雀

φ8.0×9.6cm

今描いてる素描なら、装丁なしで三万で良いと言われたのですが、たちまち手持ちが無く、次回にまた来た時に買う事にしました。
2ヶ月後に再びチャイナタウンに行った時、アトリエはすでに無くなっていました。