最近は、食料品の買い出しのための買い物には行っても、それ以外の買い物に行く余裕がない状態が続いています。
その結果はと言えば・・・衣類に占めるユニクロ(オンライン)の比率が漸増しています。。。
いずれ繁華街に出る機会が増えてくれば、状況は変わってくるのかもしれませんが、寂しさは隠せません。
無理にでもワクワクすることを見つけようと、ちょっと焦りつつある今日この頃です♪
♪このひと月・・・【自民党総裁選】しばらくは、ちょっと距離をおいて見ていた方がいいのかもしれません。
【ドジャース地区優勝】大谷選手は54-59、ポストシーズン楽しみです(もう始まっています・・・)。
♪個人的には・・・
○「太刀の腕振り」再考
先々月に引き続き、「太刀の腕振り」が腕振りのイノベーションである可能性について考えてみます。
具体的には、①地面(床)反力②遊脚の前方への振り出し③バランス④リズム、の4つのポイントで、「一般の腕振り」と「太刀の腕振り」の役割を比較します(※1)。
「太刀の腕振り」は、「地面(床)反力の増加」と「重心の前方移動」により、前方への推進力を高めることが重要な役割であると捉えられ、腕振りのイノベーションの可能性を示唆するものと期待しています。
②地面(床)反力
「一般の腕振り」:腕を後ろから前に振る際に、地面(床)反力を得ることで、反対側の遊脚が前方に振り出される
「太刀の腕振り」:腕を上から下に振り下ろす際に(※2)、地面(床)反力が増加し、反対側の遊脚が効果的に前方に振り出される
⇒「太刀の腕振り」の方が前腕部に負荷がかかるが、より大きな前方への推進力が得られると期待される
②遊脚の前方への振り出し
「一般の腕振り」:腕を前から後ろに振る際に、同側の骨盤が前に引き出され、遊脚が前方に振り出される
「太刀の腕振り」:肘及び前腕部が自然と前方に振られて上に挙がることで(※2)、重心が前方に移動し、同側の遊脚が効果的に前方に振り出される
⇒「太刀の腕振り」は身体を捻じらずに遊脚を前方に振り出すことで、より前方への推進力が得られると期待される
③バランス
「一般の腕振り」:腕を脚と逆方向に振ることにより、上半身と下半身のバランスを保持する
「太刀の腕振り」:重心を前方に移動させることにより、バランスがくずれ、体幹部に負荷がかかる(※3)
⇒「太刀の腕振り」は体幹部に負荷がかかるが、重心の前方移動により前方への推進力が得られると期待される
④リズム
「一般の腕振り」:腕を振ることにより、リズムや安定性を向上することで、歩幅が大きくなり、歩行速度が速くなる
「太刀の腕振り」:リズムの維持に加え、単振り子運動である「一般の腕振り」にある「溜」(※4)がない回転運動であることから、ケイデンス(ピッチ)が増加する
⇒回転運動である「太刀の腕振り」は、よりピッチが増加することが期待される
※1:以下の論文等を参考に所見をまとめました(歩行と走行の役割の違いは、あえて考えないことにしました)。
・真武友一他:歩行に影響する腕の振りの基礎的研究、長崎大学工学部研究報告、14、pp.1-8、1980
・笠井達哉:走における腕振り動作の効果、国士舘大学体育研究所報、2、pp.61-66、1982
・安藤正志他:腕の振りが歩行に及ぼす影響、理学療法学、21、p.430、1994
※2:振り下ろす際に屈曲した肘が伸展し、挙上の際に伸展した肘が屈曲することにより、前腕部に負荷がかかるが、前腕部の負荷を前方への推進力に変えていると捉えている
※3:体幹部の負荷を前方への推進力に変えていると捉えているが、逆に言えば、体幹部が鍛えられる可能性がある。例えば、四つん這いの姿勢で、右手と左足(または左手と右足)をまっすぐ伸ばす「バードドッグ」というエクササイズを、(強度は弱いながらも)歩きながら自然と行うことができると捉えている。
※4:腕振りの方向を変える際に一時的に停止する瞬間。
今月は以上です
・9月に読んだ本は、「成功するビジネスパーソンは、なぜ忙しくても神社に行くのか?」八木龍平著(PHP)1冊でした。「お金の流れと水の流は似ており、流れが止まるとよどみ、流れが急速だと危険です。」
・参拝記録:「ゆるゆる」「おひおひ」焦らず氣を落着けて♪山田神社(9/1、9、15)
・「虹のようなもの」:まだまだ暑い日が続きました♪彩雲(9/10、12)
♪10月の予定・・・何とか陸上競技と接点を持ち続けることができています♪
・10/5(土) 第38回大阪マスターズ陸上競技選手権大会(審判)(済)