昨日の絵解き:仲良し4匹の物語♪ | 癒されるシンギングボウルと心の癒し・クリハラミユキのブログ

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シンギングボウルと心の知恵を発信すある「amanamana(アマナマナ)」の代表取締役社長・クリハラミユキのブログ。西麻布にてアマナマナ シンギングボウル・サロン&スクールのオーナー、一般社団法人国際シンギングボウル協会の運営サポート、教育プログラムの開発も努める。

昨日、チベット新年でお出しした、

ブータンなどヒマラヤ仏教圏で

よく見かけるこの絵は・・・




英語では、


The Four Harmonious Friends


と書かれます。






日本語では、

どう訳されているのか

存じ上げませんが、






昨日、Facebookに

投稿しましたら、

私の友人から、

「何か意味があるのですか?」

と質問がありましたニコニコ






実はこの絵は、

10年以上前にブータンの

チベット寺院を訪れた際、

初めてであったのですが、

その時説明を受けたのは、

(本当はもう少し長い
 お話なのですが)

このようなお話です音譜






仲良し4匹の物語



むか~しむかし、

インドはヴァラナシの森に

雉(キジ)と兎、猿と象が

仲良く暮らしていました。







この4匹は、心おだやかに

暮らしていましたが、

周りの若者が年長者に

あまり敬意を示していないことを

残念に思っていました。







そこで彼らは、

仏の教えに従って、

もっとお互いに敬意を示す

心がけをしていこうと

決めました。







さて、ある日、

4匹はある一本の菩提樹に

たどり着きました。






その時、象は言いました。

「僕が小さいころ、
 この木はすでに大きかったよ」



次に猿が言いました。

「私が幼いころは、
 まだ木は小さかった」



兎が続きます。

「まだ子どものころ、
 この木は苗だったなぁ」



最後にキジがいいました。

「昔、この木の種を
 ここまで運んだ覚えがあるよ」





こうして、4匹は

このなかでキジが一番

年長者であることを知り、

次に、兎、猿、象の順で

あることがわかりました。







そして、目上の仲間への

敬意を示すために、

兎がキジを、兎を猿が、

さらに猿を象が背負う

ことになりました。







するとどうでしょう。






木の高いところに

たわわに成っていた実に

力を合わせれば、

簡単に手が届くでは

ありませんか。







そこで、みんなは

仲良く協力し合って、

たくさん実をもいで、

とても楽しい時間を

過ごしましたとさ。






おしまいニコニコ
ラブラブ







・・・というお話ですひらめき電球






これは、いわゆる、

読み聞かせ絵本のような

役割を持つ仏教の一枚絵で、








相手への敬意を行いで示し、

協力しあうことで、

調和と喜びが生まれる、







そんな含みのある

ストーリーだったのでした合格









実は、この話の説明を

寺院でしてくれた

ブータン人のガイドさんが、

かな~り反町隆史似であせる



小声で独り言ですが、
ブータンに限らず、チベットでも
反町似の日焼けしたイケメンを
よく見かけたような・・・

あれは私の夢だったのか、
正夢だったのか・・・はて
口紅









ストーリーだけでなく、

そのガイドさんの姿にも

惚れ惚れして、

好印象なのですが(笑)








この心あたたまる

4匹もひそかに好きで、

いつかチベット新年に

この絵を使いたいと

思っていましたラブラブ







今年は猿火年でしたし、

この絵には猿がいますので、

ついにご縁がやってきた、

というわけですチョキ







って、話がそれましたが・・・あせる








ぜひこのように、

目上の方々への感謝と敬意、

そしてお互い協力しあう

そんな気持ちを大切に

していきたいな

・・・と思いますラブラブドキドキ







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