今、とある企画で、
ミュージシャンにして、この夏は
本も上梓された長屋和哉さんと
お話している際に・・・
最近、新曲をリリースされた、
とのご連絡をいただきました
Dream Scapeというタイトルのこの曲、
長屋さんの世界が満載
映像もとても美しく、
是非ご覧になっていただきたく、
ブログでご紹介することに
いたしました
15分を超える曲をフルに
ご視聴いただけます
長屋さんからのメッセージも
この下に添えてありますので、
ぜひお読みになってください
シンギングボウルも活躍しています
「Dreamscape」とは、夢の光景のこと。
これはそもそも夢を見るための楽曲として作りました。
そこには入眠や瞑想など、身体と意識をめぐる
あらゆるメソッドも前提となっています。
そして、これは
ひとつのアンビエントミュージックです。
眠ること。
睡眠導入剤や抗鬱剤の服用の話を
日常的に聞くようになったのは、
ここ数年のことだろうか。
あるいは、もう少し以前からだろうか。
これは僕のまわりに限った話だから、
断定的なことは何も言えないのだが、
それにしてもよく聞くようになったことは
確かである。
小さな子供までもが、
服用しているという話すら聞くようになった。
社会不安や格差や貧困など、
その背後には恐ろしく大きな問題が
あるのかも知れない。
中東で燃え上がる火の手が、
彼の地の何もかもを焼き尽くそうとしている今、
極東の僕たちは得体の知れない不安を
抱えているのである。
それはまるで、
眠るのを恐れているかのようだ。
眠ることは、もしかしたら
何かを「信じる」ようなことなのかも知れない。
僕たちは安息できる穏やかな「信じること」、
そして生命と精神の光射す物語を
希求しているのかも知れない。
そして穏やかな夢の光景が、
みなさんの眠りの海に広がりますように。
心から、願っています。
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