今回、沖縄離島と本島で、
いろいろ体験した中で、
今や観光地だけれど、
本当は聖地なのよね、
という場所に首里城があります
首里城は、
かつての琉球王国の
核となる地であり、聖地ですが、
世界遺産にも指定されて、
日常の祭祀の場所としての
機能を失っているところは、
チベットのラサにあるポタラ宮と
少し似ています
首里城の建設は、現時点で、
13世紀ではないかとのことですが、
発掘調査が終了したわけでなく、
まだハッキリしないそう。
でも、日本の城というより、
明らかに大陸からの影響を
受けています
例えば、守禮門。
どことなくエキゾチックです
そして、世界遺産にも指定された、
園比屋武御嶽石門
(そのひゃんうたきいしもん)
で、その先足を進めて、
あれ?
ほとんど同じ感覚で
訪れたことがあるような?
と思ったのが、
首里城内のこのアプローチ
城の右脇からゆるくカーブしながら
階段を上がっていく感覚は、
ラサにあるポタラ宮と全く同じ
(建物の規模も、高度も傾斜も
全く違いますが)
ここに黒地に白抜きの
エンドレスノットののれんがあれば、
チベットだなぁとさえ思わせる類似感
これです
↓
ちなみに、この傾斜に入る前には、
もちろん、この方々が控えて、
いらっしゃいますよ
はい、沖縄では守り神の、
シーサーですね
本州に北上すると、
狛犬になるのですが、
このシーサーは私の目には、
スノーライオンにしか
見えません(笑)
私たちには普段、
眼に見えないものが、
遠くいにしえの大陸や海を越えて、
信仰や祈りの対象として伝わっている、
そんな気の遠くなるような歴史と
人々の気持ちで首里城の階段を
一つ一つ登りながら、
胸が一杯になりました
首里城は歴史的な地として、
観光でも人気がある場所ですが、
かつては聖地、もしくは祭祀の地
そこに訪れて、
心が満たされたことに、
深く深く・・・感謝です
(でも、暑かった~
ちんすこうアイスでひと休み(笑))