3月の読書メーター
読んだ本の数:7

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
先月末にコロナ感染の療養生活が始まってからというもの一歩も外に出ていない。感染が拡大してしまうので仕方ないけどこの生活が思いのほかキツかった。風邪の症状が続き咳が酷くなるのに病院に行けないのだ。行きつけの医者がいれば薬を処方してもらって家族が代理で受け取ることもできるらしいけど、そんなかかりつけの医者なんていない。妻に薬局で薬を買ってきてもらって渋々使ってみたけど効かない。ハリー達の魔法薬の授業を見てると薬の処方ほど難しいものはないのだろうけど、せめてよく効く風邪薬くらい薬局に置いて欲しいと思う。
読了日:03月09日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-2 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-2 (ハリー・ポッター文庫)感想
療養期間の10日を経てやっと外出できるようになった。"自由"を感じながら家を飛び出してまず病院に向かった。病院に入り体温を測ると36.6°ってギリギリ…これがもし36.7°なら待合室にも入れないとのこと。問診票にコロナの症状を記入して渡す。そして呼ばれると診察室で問診票に書いたことと同じトークをして沢山の薬を貰った。1番酷い症状は咳なんだけど、肝心の痰を滑りやすくする薬が切れてた。流石、ヤブ医者だ。薬を毎日欠かさず順調に飲んでたけど効果を感じないので薬をやめることにした。ハリーを読んでから良いことがない。
読了日:03月15日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-3 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-3 (ハリー・ポッター文庫)感想
「今年こそはどこか一緒に歩きましょうよ」山仲間から突然LINEが届いた。2年前の夏に表大雪山を縦走したときに偶然出会って旅を共にした若くて元気でパワフルな女性だ。なんとなく広末涼子さんぽい雰囲気がある。また一緒に山旅をしようといいつつも住んでる場所が遠いので実現できてなかった。なのでたまに其々の山旅を報告しあってる。まぁ旅の濃度はボロ負けなんだけどね。ただハリーポッターを読み始めて初めていいことがあった気がする。ボクは「是非」と一言返した。すると返信が返ってきた。「今入院してるんだ」
読了日:03月15日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-4 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-4 (ハリー・ポッター文庫)感想
表銀座から裏銀座を2泊3日。年末年始は毎年南アルプス縦走。1年の半分は雪山にいる。スキーはバックカントリーしかしない。ボクが出会って1番パワフルだと思ってた人が入院って!?そして…「いわゆる癌です」ボクの頭は真っ白になった。ボクがコロナ感染に苦しんでた時にその人は癌の摘出手術をして病院で闘病生活を送っていた。ボクはハリーポッターでいうところの"癒者"になる決心をしたら…「元気モリモリになるイメージしかないよ。だから私には目標が必要なの。大キレットとジャンに行きましょうよ。」いきなりジャンダルムってか。
読了日:03月15日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
コロナ感染から25日が経過したが症状を引っ張ってる。特に喉のイガイガが辛く会話しにくい。医者から貰った薬を飲んでるものの効果は薄く良くなる傾向にない。そんな状態でも仕事をしなければならず数百人に対してWEBで30分間も説明しないといけない場面がやってきた。喉の状態は最悪で咳が止まらなく不安だったけど、いざ口を開き話し出すとなんとか耐えれた。ただものの5分で事務局から「雑音がうるさい」と注意される。説明に必死で周りの雑音に気づけなかった。もし謎のプリンスの本が手元にあったなら直ぐに治せるんだろうな。
読了日:03月23日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-2 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-2 (ハリー・ポッター文庫)感想
「夏山楽しみにしてだけど無理っぽい」メッセージの後に泣顔マークが沢山ついてる。「抗癌剤治療で体力落ちるし、何より髪の毛抜けるから1年くらいはあまり出歩けないかな。」ボクは放心状態になった。"カムイミンタラ"アイヌ語で"神様の歩く庭"と呼ばれる北海道で最も美しい場所。そこで出合たった仲間達のことをボクは神様だと思ってた。まさか2年後にこんな未来が待ってたなんて…なんて返信すれば正解なんだ?めっちゃ悩んで「じゃあ来年の夏にジャン!行くで!絶対に!」と返した。今のボクには謎のプリンスの本よりも賢者の石が欲しい。
読了日:03月25日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫)感想
「この荷物コンビニに出してきて」ボクの妻はやたらと送りモノが好きで毎週の様にボクは最寄りのコンビニに荷物を預けてる。まぁ…ボクに任された唯一の家事がこれなのだ。ただ今日の荷物は10kgとやたら重い。聞くと妻が作った10年物の熟成味噌が入ってるらしい。重い荷物を持ち上げてコンビニの前にやってくると、マジか…本日休みって!?コンビニに休みなんてあるの!?しかも10kgの日に限って…で…この巻でもまたあり得ない事が起こってたりする。ハリーポッター始まって以来の問題作で頭の中がクエッションマークで一杯になった。
読了日:03月26日 著者:J.K.ローリング

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