1月の読書メーター
読んだ本の数:7

読んだページ数:2176


王妃の館 上 (集英社文庫)王妃の館 上 (集英社文庫)感想

むむむ…無念。ボクは昨年の暮れに難病を患ってから地獄の日々を過ごしていた。病名は”顎の筋肉痛”というなんてことなさそうなネーミングなのだけれど口を開閉するごとに顎に激痛が響くのだ。そんな時に「2万円の豪華おせち料理注文したわ」と母が嬉しそうに報告してきた。それからというものおせち料理を美味しく食べるため顎に負担をかけないように三食卵かけご飯生活を続けつつ顎の痛みが少しづつ和らいできのである。なのにここでこの本を手に取ってしまうなんて…オカマと元警察官のくだりに爆笑してしまい顎が再び悲鳴をあげてしまった。

読了日:01月05日 著者:浅田 次郎

王妃の館 下 (集英社文庫)王妃の館 下 (集英社文庫)感想

大寒波の大晦日にボクは雪が積もる八ヶ岳連峰の天狗岳に挑んだ。登山口で気温はー10度。自然の摂理によると登れば登るほど更に気温は下がり風が強くなる。稜線にでると積もった雪でトレースは消えていた。ラッセルしながら突き進む。そして中腹に差し掛かった時に気付いた。スマホがねぇ!そりゃあ探しまくったさ。登頂なんてどうでもいい。猪の化身となり雪を掘り返しまくった。なのにスマホはみつからねぇ。不本意ながら新年よりスマホなし生活を続けている。様々な不幸をごちゃまぜにして大団円へ導く魔術師浅田先生にあやかりたくこれを読んだ

読了日:01月07日 著者:浅田 次郎

ハリー・ポッターと賢者の石 1-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと賢者の石 1-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
大晦日に雪山でスマホを落として2週間が経つ。山小屋のスタッフさんにもし見つかったら連絡してもらうように懇願してきたけど音沙汰なし。念のためメールを送ってみると直ぐに返事が帰ってきた。そこにはめっちゃわかりやすい一文が書いてあった。「今のところスマホは見つかっておりません」まぁ…そんな気はしていたけどボクのテンションは底辺まで下がった。もしボクが魔法使いだったらならあの時スマホは見つかったのでは?ということを思いつつハリーポッターを読むことにした。極寒の雪山でスマホを見つけれる魔法ってあるのだろうか。
読了日:01月16日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫)感想
相変わらず山小屋からスマホが見つかったという連絡はない。まぁ…雪が溶ける春までは無理だろうと半分は諦めてた。するとある日Yahooニュースでその山の名前を見かけて冬なのに脂汗が滴り落ちてきた。『天狗岳で3名が遭難して70歳の女性が心肺停止』八ヶ岳連峰では初級コースなのに…。恐らくボクがスマホを落とした付近で身体が冷えて動けなくなったんだろう。この山は呪われてるのか!?ふとヴォルデモード卿の赤い目が頭に浮かんだ。ボクが失くしたのが命ではなくスマホだったのでまだ良かったのかもしれない。
読了日:01月19日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと秘密の部屋 2-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと秘密の部屋 2-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
結局…スマホを買った。スマホ無し生活を続けるつもりだったけど、なんしか買ってしまった。やってきたスマホをぼ〜っと眺めつつ、人を依存させてしまうスマホの魔力にボクはなす術もなかったなと考えてた。すると台所から音が聞こえてきた。近づいてシンクを除くと勝手に水が流れ出してるじゃないか。蛇口を閉めてみるとすでに閉まってた。むむむ…どうやら水漏れみたいだ。昨年末からボクは呪われてる。次から次にやってくるトラブルにハリーなら知恵と魔法で解決するんだろうけど、ボクはお金で解決するしかないか…痛い…出費が嵩む。
読了日:01月20日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと秘密の部屋 2-2 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと秘密の部屋 2-2 (ハリー・ポッター文庫)感想
我が家は呪われてる。それは突如発生した台所蛇口の水漏れだ。マンションにおいて水漏れほど他人に迷惑をかけるものはなくすぐさま修理するのがマナーらしい。早速、24時間対応の水道会社に電話すると1時間後にやってきてものの40分で新品と取り替えられた。夜なのにも関わらず有難いと心から感謝したものの、8万円の請求金額を見たとたん感謝の気持ちは半減した。魔法で治せたら便利だろうなと思うが、ハリーポッターを読んでると魔法で更にめちゃくちゃになることの方が多そうなので魔法に過度な期待をしてはいけないか。次の呪いが怖い。
読了日:01月21日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 3-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 3-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
最近コロナが増えてからというもの在宅勤務が増えつつある。土日も外出しないようにしてる。なのでお昼は最寄りのスーパーでお造りを買って食べることがボクの日課になった。今日もボクはその最寄りのスーパーに行った。で…入口で異変が起きたのだ。むむむ…自動ドアが開かない。なんでだ?合言葉でもいるのか?試しに「開け胡麻」と小声で呟いてみた。すると…開いた。嘘やろ?と思ってたら後から来たお客さんがす〜っと店の中に入っていった。あの人が来たから開いたのか。自動ドアにおちょくられるようではアズカバンの脱獄なんて不可能だな。
読了日:01月23日 著者:J.K.ローリング

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