読書をしてて巡りあった言葉がある。
読書を始めた頃はよくわからない言葉が出てくると都度調べながら読んでたはずなんだけど、いつの間にやら何のためらいもなく分からない言葉は前後の言い回しで意味を想定することにして、調べなくなってから随分経つように思う。
そんなボクが何故か最近調べた言葉が"僥倖"だ。
意味は"思いがけない幸い"らしい。

で…
最近、読書メーターを通じてボクに舞い降りた僥倖が嬉しかったので、ちょっと美味しいものを食べようと思った。

やって来たのは肥後橋駅の近くにあるお洒落なイタリアンPane e Vino OTAだった。

この周辺でパスタランチを食べてしまうと、他の地域でパスタを食べようとは全く思わなくなった。
その肥後橋周辺でボクの一押しランチがこの店の鶏肉のグリル1,100円だ。

まずは彩り野菜の前菜がやって来る。

どれも一旦火にかけて柔らかく食べやすく調理されてて毎日でも食べたくなる。

ど〜ん!!
メインディッシュはぷりっぷりの鳥もも肉だ。
粗挽マスタードソースがたっぷりとかかってるけど、ツンとした刺激臭ではなくスッキリとした心地よい香が 漂う

堪らず口の中へ…

うんめ〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
一体どうやったらこんなに柔らかくふわっふわふわに焼き上げれるんたろう。
やはりこの店の肉料理は最高に美味しかった。


読書メーターを始めて、2016年から本格的に読書をする様になってもう4年目になる。
少し前に自殺名所で有名な赤目四十八滝にハイキングに行くことになったので、その時に気分を盛り上げるために読んだ本が車谷長吉さんの"赤目四十八滝心中未遂"という私小説だった。
このタイトルがそのまんまこの本のオチという、何の捻りもない内容だったけど、直木賞受賞作品らしいので出版当時は本屋さんに平積みされてたのだと思うけど、今となってはかなりマイナーな本に違いない。

最近、読友さんの読書メーターつぶやきを見て驚いた。

この本の作中に中之島図書館が出てくるんだけど、ボクもこの読友さんも中之島図書館で同じ本を借りたみたい。
もしかしたら全く同じ本を読んだのかも。
そう思うと何故か人と人との小さな繋がりを感じた。

思いがけない幸いってこういうことなのかも。