遂に終わったか…

ドラマを全部欠かさず見たのって20年振り以上かも。
深夜に放送されてた『ゆるキャン』の最終回は季節はずれのクリスマスキャンプだった。
普通のドラマだとクリスマスなんて男女の恋模様がメラメラと燃え上がるのだろうけど、そんなことは一切なくて、最後の最終まで何もなく普通にキャンプを楽しんでる。

誰かが死ぬ訳でもなく、恋愛成就もなければ、失恋して涙を流すこともなく、因縁対決や癌発覚や、原因不明のウィルスに侵されることもない。
ほぼ感情の抑揚がないまます〜っと終わってしまった。

なのに面白いって!?

未だかつてこんなになにもないドラマがあっただろうか。


そんなことを思いながら、息子の卒業を祝って、家族3人共通の好物の鰻を食べに、遥々名古屋までやってきて、うなぎのしろむらに入った。

なんでも伊勢神宮に奉納しているらしく、知る人ぞ知る名店らしい。
活うなぎ丼 上 4,300円をお願いすると…

じゃ〜ん!!
鰻丼だけじゃなくて、とろろ芋、卵黄、ほうれん草、漬物そして肝吸がずらりと並んでて、ちょっと高級感がある。

卒業後に先生との面談があったらしく、先生と仲の良い妻が色々と教えてくれた。
前にも書いたけど、息子のクラスは頭が良く裕福な子が多いみたいで、32人中15人が私学を受験したらしく、そのうち10人が合格したらしい。

だけどやはり成績トップの出来杉君とヤンチャ坊主のジャイアンとボクの息子の3人は同じ公立中学入ることになったみたい。

で…
伊勢神宮の神様も食べてる鰻を口の中へ…

うんめ〜!!\\\\٩( 'ω' )و ////
この卵黄飯と焼立てなのにふわふわの蒲焼が合わない訳はなく、家族の会話は完全にストップした。
くぅ〜。この美味さは反則だ!

妻「知らんかったけど、ジャイアン君にはお父さんがいないんやって。だからジャイアン君のお母さんは今までPTAの集まりに参加できなかったんやわ。」

え…そうなんや。
出来杉君にはお母さんがいないのは聞いてたけど、ジャイアンもそうだったのか。

のら「中学校になったら3人をキャンプに連れて行こうかな。思い出になるんじゃない。例えば、クリスマスキャンプとか?」
キラリと妻の目が光ったと思ったら…
妻「中学生になったらそんな時間なんか一切ないよ。今のクラスでの順位聞いて立ちくらみしたわ。中学生になったらずっと勉強やで。」
どうやら妻のスパルタ教育は益々エスカレートしていくっぽい。