メコ「実家のうちの母からお前への伝言を預かってる。」
のら「なんですか?」
メコ「もう動物は飼ったらあかんよ!ってことらしい。」
のら「え…なんで!?」

ボクはペットを飼うのが苦手だ。
なのにペットを飼うのが好きだったりする。
ペットを飼うとそのペットの衣食住とトイレの面倒をずっと見ないといけない。
まぁ…当たり前のことで、普通の人ならそれが自然と日々の日課になるんだろうけど、ボクの場合はそれが続かないのだ。
しかもペットの方もそれをわかってるみたいで、ボクはペットに懐かれたことがない。
そんなボクのことを誰よりも1番よく知ってるのが、何故かメコさんの両親だったりする。
ただ…なんで今さら"飼ったらあかんよ"なんだ?

食べ歩きの方はというと…
久しぶりに大阪駅前第三ビルの行列ができるお店ぶどう亭にやってきた。

この店に入ると看板料理のハンバーグを食べない訳にはいかない。
Bセットのハンバーグ増量1,080円をお願いすると…

じゃ〜ん!!
食べたいものが一皿にずらりと乗っかってる感じがたまらない。

ゆっくりとハンバーグに箸を刺してみる…
すると肉汁がゆっくりと流れ出した。
耳のいい人ならせせらぎが聴こえてくるかもw

ハンバーグを口の中へ…

うんめ〜(((o(*゚▽゚*)o)))
肉汁を含んだスポンジみたいに、噛むたびに肉汁が溢れるてくる。


のら「もし飼うんだったら、次は犬かと思ってた。」
メコ「だからもう飼うなよ。」
まぁ…ボクがこれまでに飼ったペットは最終的に、メコさんの両親が面倒を見ることになってたりする。
冷静に考えると、とても不思議な縁だと思う。
大阪に住むボクと山陰地方の長閑な田舎に住むメコさんの両親が出会ったのはメコさんの結婚式の一度きりで、お互い顔も全く覚えてないと思う。
なのになぜかペットでずっと繋がってた。
最初は2匹の仔猫で、その次はネザーランドドワーフという種類のウサギだった。

メコ「うちの両親ももう年なんだ。子犬よりも長生きする自信がないそうだ。」
のら「え…。」