あと2つだ〜!!!
早くも白口岳、稲星山、中岳、天狗ヶ城の山地を踏んでしまった。
雨が降るとついついハイペースになってしまう。
2時間も前に着いちまったぜ。
周りに居る沢山の人を一人一人チェックした。
勿論、10時に始まる山開きの儀式を見届けようと、2時間待つ覚悟の程を見極めようとチェックした訳なのだけど…
そんな人はいねぇ。⊂((・⊥・))⊃
パシャリと撮影が終わればみんな即刻退散してるじゃないか。
やめだやめだ!!
懐かしい。
どんよりとした空…
皆から"タッちゃん"と呼ばれてた。
タッちゃんはそんな熱血タイプの先生ではなく、何かを面白おかしく伝えれるような先生でもなかった。
如何にも技術系らしい寡黙できっちりと教科書通りの面白くない授業をする人だった。
なのでボクはほぼ寝てた。
なのでタッちゃんが授業で脱線するとしたら必ず登山の話に夢中になった時だった。
ただ…
当時そのクラスに登山好きは"タッちゃん"ただ一人なのだ。
面白味のない授業しか出来ないタッちゃんが脱線したとしても、全く興味のない登山の話するので誰も本腰入れて聞いてなかったように思う。
『タッちゃんの登山の話はノートにとってタイムカプセルに入れてくれないかね。20年後の君のために!』
夏休みという完全無欠の長期休暇を利用して、タッちゃんは北は北海道、南は九州まで日本中の山を渡り歩いたらしく、その話に全く興味のないボクはやはり寝ていた。
そしてボク達は高校生活最後の日を迎える。
卒業式も終わり卒業証書も頂いた。もう帰るだけだと思ってた…
すると…急にタッちゃんが教科書通りでもなく、登山の話でもない、自分の話を始めた。
タッちゃん「実は先月再婚した。妊娠3ヶ月だ。」え……(`・∀・´)
子供どうこうよりも、ボク達はタッちゃんが元々結婚してたことも離婚したことも勿論再婚したことも全くしらなかった。
本当なら誰か一人くらい"おめでとうございます。"と言うべきだったのかもしれないが、衝撃が凄すぎててウチのクラスだけは誰かのお通夜の様にシーンと静まり返ってた。
因みに新しい奥さんは山でナンパしたと言ってたが、あの寡黙なタッちゃんがナンパしてる姿が全く想像できないので、きっとナンパされたんだと思う。

















