天丼が食べたい…
ただそれだけを思ってとあるお店の暖簾を潜る。

そのお店は大阪駅前第一ビルの地下2階にある名店天丼 かえん

カウンター席に手を掛けると同時に銅の鍋に天ぷらが投入されて油が揚がる音が響く。
それと同じタイミングでおばちゃんがボクに聞いてくる。
「並と大どっち?」
勿論、ボクは天丼大700円をお願いした。

ものの数分で完成してボクの目の前にやってきた。
大ぶりな海老が3本とカボチャ、ノリ、青とうのみのシンプルな天丼がめっちゃいい感じに見える。

食べてみると…

うんめ〜(●´ω`●)
サクサク感なんてのはまるでない。
つゆを吸収してしんなりとしたコロモが独特で、なんか不思議だけどこれが良いのだと思う。

お客さんは満席で外で待ってる人もいる。
勿論、全員がサラリーマン男性で、食べ終えると無駄話をすることなくお勘定を済ませてササっと出て行く。

その雰囲気がなんしか懐かしく、ちょっと古い昭和の映画のワンシーンの中に溶け込んだような気分になった。