朝から牛乳を飲んで、それ以外は何も食べずお昼を迎えたとき、無性に焼肉が食べたくなった。

で…久しぶりの一人焼肉ということで、千日前の新鮮ホルモン こいろりにやってきた。

店内はガラガラ。
振分親方風の大柄な男性が一人だけ。
なのでこの人もカウンター席で一人焼肉中だ。
ボクは特盛ハラミ定食850円をお願いすると…

じゃ〜ん!!
ハラミ、ご飯、キムチ&キャベツ、スープのめっちゃシンプルな組合せだった。

お肉はマジでハラミのみ。
ボクはこの店でハラミ以外食べたことがない。
この店は来るたびに、肉質やカットの仕方が全然違うのがなんか笑える。

ちらりと振分親方風の男性を見ると、アラカルトで注文したお肉が次々にやってくる。
塩タン、ハラミ、カルビ、ホルモン盛が並んだかと思うと、新聞を読みながら肉を網に乗せ、焦げ目がつく前に口に運ぶ。
大柄なのにめっちゃ器用だな。
ていうかどんだけ一人焼肉慣れしてるんだ。
きっと彼は一人焼肉の達人に違いない。

その横でボクはハラミだけをマイペースで焼いている。
マイペースといいつつも、細心の注意を注ぎながら焼き加減を見守りつつ、絶妙のタイミングでお肉を網にのせていく。

このハラミがそのままボクのハラミになってしまわないことを祈りつつハラミを口の中へ…

うんめ〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡
この日のハラミは当たりだった。
脂がのり過ぎなくてちょうど良くこれならいくらでも食べれてしまいそう。

ちらりと振分親方風の男性を見る。
彼もソロソロ〆のタイミングだろう。

むむむ…
このタイミングで塩タン!?
一人焼肉の達人ともなれば塩タンで始まって塩タンで〆るってのも粋でいいのかも。
そんなことを思っていると、彼は店員さんを呼んだ。
振分親方風「特盛ハラミ定食ください。」

マジか…(・∀・)
本間の〆は特盛ハラミ定食やったんや。
やはり達人の考えることはわからん。