普通に道を歩いてると赤毛のオバさんに声をかけられた。
シリアスな眼差しをボクに向けこんなことを聞いてきた。
赤毛「今日は何曜日ですか?」
のら「日曜日ですよ。」
赤毛「じゃあ今日は何日ですか?」
のら「10日ですよ。」
赤毛「え…今日は何月ですか?」
のら「2月ですけど…」
赤毛「そうですか…じゃあ本当に今は2019年であってますか。」
のら「間違いなくあってますよ。」
すると両目を大きく見開きあわあわと口元が震えたかと思ったら、スタスタと近くのマンションの中に入ってしまった。
一体なんだったんだ。めっちゃ気になる。
通りすがりのオッさんに何年何月何日何曜日を真顔で尋ねねばならない。
そんなシチュエーションなんてあるだろうか!?
すると今度はカーネルサンダー風のオジさんに声を掛けられた。
カーネル「兄ちゃん何人?」
のら「一人ですよ。」
カーネル「じゃあカウンターの奥の方ね。」
むむむ…
気がつくといつの間にやら赤毛オバさんからカーネルに渡ったバトンは、オッさんの楽園ホルモン マルフクへと繋がっていく。
この店の鉄板面積の7割はこのホルモンで埋め尽くされてた。
食べてみると…
うんめ〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
私は誰!?ここはどこ!?
美味し過ぎて記憶が飛んだ!?
このままペタペタと顔に貼り付けたくなるようなぷりんぷりんのコラーゲンの塊だった。
それにしても年月日を尋ねてきた赤毛のオバさんはなんだったんだ?
もしかして記憶喪失?
はたまたタイムリープか?
いくら何でもそれはないか…