週末は珍しく土日ともにフリーでした。

「旅行、行っちゃう?」と思い立ってホテルと新幹線を予約したのが木曜日。

行先は・・・・

 

岩手県平泉。

平泉と言えば、奥州藤原氏の都。世界遺産。中尊寺金色堂がある町です。

長女はちょうど歴史を習ったばかり、次女には・・・・・「ホテルと広いお風呂に行こう!」と言ったら喜んでついてきました。今回は女子3人旅!!!

 

東京からは東北新幹線で2時間ちょっとの「一関駅」に行き、そこを起点として平泉を観光するのがよさそうです。

 

天気があまりよくなさそうだったので、1日目に平泉、2日目は平泉に行ってから考えることにしました。

行きは東北新幹線「はやぶさ」。一関駅で写真を撮りまくり、ゆっくり歩いてホテルに荷物を預けて駅に戻ってみたら、平泉駅行のJRもバスも出た後でしたゲッソリ次は1時間後とか・・・・!!!

ちなみに、JRだと8分200円ですが、タクシーだと20分3000円くらい(もっとかも?)と言われましたので素直にJRを待つことに。

在来線の時刻表をきちんと調べておくべきでした~。

 

漸く平泉に到着しました。

平泉の観光では、駅のそばから「るんるんバス」という周遊バスで名勝を回ります。

フリーパスは400円。全部回ると次女が動かなくなりそうだったので、有名なところを2か所回りました。

 

1番目は毛越寺(もうつうじ)。藤原2代目基衡と3代秀衡の時代に造営された平安時代の浄土庭園と伽藍があったということで、今は平成になって建てられた本堂と遺跡があるそうです。

 

紅葉がとにかく素晴らしい!至る所で観ることが出来ました。

松尾芭蕉の句碑。

「夏草や兵どもが夢の跡」

左の小さいほうが芭蕉直筆。

 

浄土庭園跡。ここにへの大門や向こう側の建物への橋が架かっていたそうです。

大きな地蔵菩薩は優しい面差し。平泉でいくつか地蔵菩薩を見ましたが、皆顔立ちが似ていて鼻に特徴があって優しい感じでした。

 

毛越寺を後にしてるんるんバスで中尊寺へ。

バス停の前には「武蔵坊辯慶之墓」が。

周りの石は古めですが字が彫ってある大きな石は割と新しい感じがしましたので近年のものかもしれません。

 

時間は12時過ぎ。中尊寺へ向かう長い坂を見て、「先にお昼ご飯を食べてからにしよう」と決めました。

お土産屋さんの二階のレストランにて。

平泉や一関は餅とそばが特産品。左から生姜あん、ずんだあん、ゴマあん。

ゴマあんはチョコレートのように濃厚でした。ずんだは想像通りの美味しさでした!

これだけ食べたら夜ご飯は要らないかも、、、、、という位食べました。

パワーを付けて、中尊寺まで登ることに。

 

見るからにきつそうな坂(「月見坂」)をみんなが登っていきます。

マーティンがいれば「わたしはここで待っているから~」作戦が使えたのですが今回は女子旅のため、不可。「疲れた、もうだめだ~」で振り返ってまだ100mくらいしか歩いていませんでした・・・。次女、私を置いて先に先に走って行きました。恐るべし5歳。

ほぼ頂上。いい眺めでした。

 

参道の途中でお札を売っていた目の前の建物が本堂でした。

大きな釈迦如来が本尊でした。靴を脱いで中で拝観することが出来ます。

 

中尊寺は山全体が敷地で至る所にお堂がありますが、入館料が必要な場所は金色堂(及び宝物館)のみ。あぶなく本堂を通り過ぎるところでした。

 

そろそろ次女が限界へ・・・・!!!座り込んでは「ホテルに帰る!!!」を連呼。

 

何とかなだめて、金色堂へ。

これは金色堂ではなくて、宝物殿。

入場料はこの建物と金堂の見学がセットです。

 

この建物を見学した後は、いよいよ金堂です!!!
金堂は撮影不可。金堂自体は別の建物(覆堂)で覆われています。
覆堂の外側だけでも撮ればよかったのですが忘れました・・・・。
金色堂の中には仏像と藤原4代の御遺骸が眠っています。説明アナウンスがとってもわかりやすかったです。現在の覆堂は昭和の建物ですが、元々の覆堂(旧覆堂)は鎌倉幕府が建て、室町時代に完成したとか。藤原氏自体は源頼朝によって滅びたわけですが、中尊寺のたくさんのお堂や金色堂は守られたんですね。国宝建造物第一号だそうです。私も長女も大満足でした。
 
金色堂を訪れる目的を果たして、坂を下りました。
またバスに乗り、JRで一関へ。ホテルへ戻りました。
(続く)
 
 
 

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