小学校6年生


クラス替えは無し。
担任も異例の持ち上がり。


【グループ】という言葉はあまり好きではないが
高学年の女子はこの頃から群れを作り始める。


どこかに属していないとひとりぽっち。



娘ちゃんは別の友達と一緒にいるようになった。
(この段階では週に1回かあっても2回お休みするぐらいのペースでした)


別の友達をA子とB子とします。



A子とB子と娘ちゃんの三人。



最初は楽しそうにやっていた。
が、程なくトラブルもやってきた。




A子はかなりの嘘付きだった。




例えば娘ちゃんがいないところでA子はB子に
『娘ちゃんがB子の悪口言ってたよ』と
ありもしないことを、本当のことのように話す。



B子もそれを娘ちゃんに確認もせず
『なんてひどい奴なんだ⁉️』と怒りはじめて
娘ちゃんの悪口を言う。



またある日は、A子が娘のところへきて
『B子が娘ちゃんの悪口を言ってたよ』
とこれまた不安を増幅させることを言ってくる。




こんな調子だから、A子から聞いた他人の情報は
信用しないように。何か言われても気にしない。
一番は当人に確認をしよう。




そう娘ちゃんに伝えた。





その矢先…




学校からこんな手紙を
娘ちゃんが持って帰ってきた
A子…(なめこ)
ゆうか…娘ちゃん
⭐︎…以前一緒にいた友達
青マーカ…B子




娘ちゃんは小学生にして
こんな人間関係面倒だと
少し疲れ果てていた。



私に話してくれることは
唯一の救いだったけれど
私はこの手紙を読んで


心の底から『怒り』が込み上げてきた。



びんぼう?死ね?消えろ?ゴキブリ??



ふざけんな
口が悪くてごめんなさい笑い泣き


すぐに学校へ電話をした。





つづく…