私の娘ちゃんが学校へ行くことをためらいはじめたのは

このことがあってからだ。

小学校5年生の夏休み明け、娘ちゃんの体調に変化が現れる。

 

①夜なかなか寝付けない、寝ようとしない

 

②朝起こしても起きようとしない。布団の中でモゾモゾしている。

 

③学校に行く直前にトイレに入って30分以上でてこない。

 

 

いま思えば、彼女なりのSOSがでていたのだが

このときの私は、昭和的考えで『学校にいかない(不登校を認める)』という

選択肢がどうしてもでてこなかった。

 

 

『これは甘えだ』

『ここで甘やかしたら後が大変』

『うちの子が不登校になるはずない』

 

 

  • 親のエゴ

 
そう、私は認めたくなかった。
 
認めたくないのは、自分が今まで頑張ってきたことを
周りに否定されたくないから。
 
 
シングルマザーというだけで、いままで周りに気を使われ
時に同情され、ママ友と仲良くしていたら、旦那を取られると偏見されたこともあった。
 
 
だから認めたくなかった。
 
 
 
私の素直な気持ち
 
 
娘ちゃんにとっては親のそんな焦りや不安が
 
目に見えずとも伝わってしまうのだと思います。
 
私が自分を認めることができないと
 
同じように娘の状態も悪くなっていくのです。
 
 
 
小学校6年生の間は、親子でかなりぶつかりました。
感情のぶつけ合い。
二人で泣いて、自ら壁に頭を叩きつけたり、叫んだり
もう本当にどうしたら良いかわからなくなっていたのです。
 
 
 
つづく…