こんばんは
先月は自分の本を2冊(すくな)読もう!と思っていたのに、結局読み終わらず1冊10月にはみ出ました
斉藤洋『アリスのうさぎ』図書館本です。
表題作含む短編集です。
作品同士の連関は若干あり。
就職直前に体調を崩した青年が図書館の児童書相談コーナーでアルバイトを始めると、不思議とそこに奇妙な相談を持ちかける人々が通ってくるようになるというお話。
怪談をネタにして、一本一本の話が進んでいく感じです。
もっと短編同士が接着する話なのかなー、と思ったけどそうでもなく、主人公の特徴もわかりにくく、何なら怪談というネタ以外の共通点もわかりづらくて、自分の読解力が足りないのでしょうか、ぼんやりとした話でした。
タネ明かしもう少しして!って感じ。
蒔かれた種は面白いのに、ほぼほぼ回収されない。
続編もあるようなので、そちらも読めば回収されるのかな。
作者の斉藤洋さん、かなりのヒットメーカーです。
私が子どものときから読まれていた(NHKのテレビ絵本的なのでもよくやってた)『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズや今幼稚園児〜小学生までにかなり人気のある(我が家も買わされたことある)『おばけずかん』シリーズ、『なんじゃひなた丸』シリーズなどなど。
おばけずかんとか、内容はどの本も似た感じなんですけど、子ども的にはわくわくドキドキするらしく、すんごい好きなんですよねー。
5歳も読んでます。
でも、今回の『アリスのうさぎ』は微妙だった。
ビブリオファンタジーなのかな??シリーズもう1冊くらい読んだら解明されるのかな??
図書館のティーンズコーナーにあったのですが、これ中高生読むかな。
斉藤さんの本で読んでみたいのはこれ。
図書館で立ち読みしたけど、こちらは面白そうだった!
にしても、色んな本書く人ですよね。
怪奇現象に興味があって、児童文学が好きで、何より書くのが好きな人なんだろうなーと思う。
10月は忙しいので1冊くらい読めたらいいな!ということにしておきます。