実家の居候ちゃん。K姉のこと。 | 平成生まれ中卒ホームレスの日々

平成生まれ中卒ホームレスの日々

2019年の8月からホームレス。

無事(?)1年が過ぎたので、アメブロ始めました。

2024年現在、4年目突入✩˚

いろいろ不自由だけど
自由な生活しながら生きてます。

気になってくれたら、嬉しいです(・ω・)ノ







ゆいの実家に居候してたお姉ちゃんのこと書いていく。

[名前]
最初は名前にちゃん付けで呼んでたけど
途中から苗字2文字とって
キム姉(K姉)って呼んでた。
キムって言ってるけど普通に日本人。

[年齢]
今(2021年現在)は42才のはず

[関係]
多分 5人目の居候ちゃん。
(自称お世話係りの家出少女さん、コロコロ変わる)

ゆいが8才の時にお父さんが拾ってきた
当時16か17才だった。


[性格と見た目]
性格は言い方悪いけど、知恵遅れさん。
記憶力はよくて、収集癖がある変な子。

一緒にいて面白いけど、口が悪い。
下ネタ好きで下品な発言が多い。
片付け、料理、人付き合い苦手。

背高い。見た目は可愛くない←
一緒に暮らしてた時は、ガリガリ。
食べても食べても太らない体質だった。


[この人の生い立ち]
K姉は子供のころお父さんから
虐待を受けて育ってきて人。

兄弟は妹と弟が1人ずついるらしいけど
その2人も虐待を受けてて
妹が特に虐待されてたらしい。

その環境のせいか脳が萎縮してて(←多分)
変な言動が多い気がする。
よくしらないけど。


-----

K姉がゆいの家(実家)に初めて来たときのこと。

弟と居間で
トイストーリーのDVDを見てたら
いつも帰ってくる時間と違う時間帯に
パチンコから親が帰ってきて
急に知らない女の子が家に入ってきた。

夜ご飯の前だったから
たぶん19時くらい。

「散らかってるけど自由にして
あっちにいるのが子供、8才と7才
ほら〇ちゃん、〇くん2人とも挨拶して」
って言われて
「え、あ、はじめまして!」
って慌てて言った気がする。

弟は不振そうにして
首だけコクりってしてた。

K姉の第一印象は今までの居候の子とちがって
変な感じだった。
キョロキョロ部屋見回してるのが印象的だった。

忙しそうにお父さんがK姉の家に電話して

「夜道一人で歩いてて心配だったので
家で預かってます」って事情を説明した。

夜も遅いので明日詳しい事情を話します。
的なことを言ってた。

未成年を泊める時、本人の同意があっても
親の許可がないと誘拐になるから。


電話をしたあとは
軽く冷蔵庫とトイレの場所とかの説明をして
好きに使っていいからって言って

K姉を家に置いて、パチンコ屋さんに戻っていった。
親が出かけていって緊張がとけた瞬間
K姉は質問攻めした。

「なんさい?」「どこからきたの?」
「なにして遊ぶ?」「いつまでいるの?」
ってたくさんきいてた。

弟も悪ふざけして
ちゃぶ台から飛び降りて体当したりしてた。
ちょうどトイストーリー見てたから
豚の貯金箱の真似して
ブブトンアターックって何回もしてた。

やめてって笑いながらいうK姉と
しつこくそれやる弟が面白くて爆笑してた。

少し落ち着いてからは
レゴブロックで遊んだりもした。

K姉は夜ご飯に古くなった卵で
卵焼き焼き作ってくれた。

フライパンがボロくて
ぼろぼろだったけど。

次の日、お父さんが
一度向こうの親に事情の説明するために
家に案内するように言ったけど
K姉が家に帰るの拒否した。

一度実家に話にいかないと
警察に捕まるから。って親がK姉を説得してた。

帰るのしぶるK姉に
車の中で待っててもいいからって言ったら
納得してくれて、お家に行った。

みんなでK姉の家まで行った。

K姉の家の玄関から見える位置に
車を停めて
K姉と弟とゆいは車の中でお留守番。

お父さんだけお話ししに行って
玄関前で立ち話してた。

パンチパーマな感じの
怖そうなおじさんだった。

K姉のお母さんが車に近寄ってきて
窓越しに弟とゆいの事を見てを
あらあら可愛いこと~って褒めて
お菓子あげるから、まっときって
家の中に戻って、3人分のお菓子くれた。

少ししてお父さんが戻ってきて
K姉に 今後のことを説明してくれた。


向こうの親は
家出を繰り返すから、もう面倒みたくない。

でも、自分達の子供なのは子供だから
どこにいるのか分からないのは心配。

居場所が分かってる方が安心できるから
ぜひ預かってほしいってことで
その日からゆい達の家族になることになった。

3人で やったー って喜んだ。




上にも書いたけど、K姉は変わった性格。

収集癖があって
キティちゃんとトーマスが好きで
電車が大好きな人だった。

家出癖と虚言癖がかなりあるみたいで
ゆいの家に来てからも
嘘が大嫌いなお父さんに嘘ついて

嘘ついてる、ついてないって
言い合いになって、喧嘩して
お互いに罵倒しあってブチ切れて
家に来てからも
何十回も家出を繰り返してた。

家出する度に補導されて
ゆいの家に戻ってきてた。

お父さんの機嫌が悪い時は
いつも暴力振るわれてた。

接客人数をごまかしたり
チップ隠したり、買い物ごまかしたりして
嘘をつくからなんだけど。

その度に叩かれて、蹴飛ばされて
泣くと座布団顔に押し付けられてた。

K姉が逆上して
殺してやるって包丁かハサミもって
暴れたこともあった。

ゆいも親のこと嫌いだったけど
流石になんかやばい気がして親の前に立ったら

K姉は親の味方すると思ってなくて
なんでそっちの味方するのって
泣きじゃくってた。


ゆいの家の収入源は
K姉の飲み屋とか風俗の稼ぎだった。
この頃 ほぼお父さんは働いてない。
精神病って嘘ついて生活保護受けてた。


元々 援助交際とかもしてたからか
変にエロくて
子供の自分にとっては気持ち悪かった。

機嫌がいい時とか
変にお父さんにくっついたりしてたのも
すごく嫌だった。


でも、一緒にいて面白いし冗談も大好きで
K姉とお出かけするの好きで、結構一緒に遊んでた。
なんでも素で話せる人だった。

K姉は自分なりに一生懸命
お母さん代わりをしてくれてたけど

どちらかというと、
知恵遅れちゃんだから
K姉は自分にとって妹感覚だった。

K姉と一緒に生活した期間は
ゆいが結婚する19才までの、約10年間。

ゆいが結婚してから3年後
お父さんのDVで精神病んで
鬱と統合失調症って診断されて
自分の実家に帰っていった。
(多分ずっと前から病んでたとは思うけど)


今は(2021年現在)、42才。
ソープと実家の往復して
家族3人でそれなりに生活できてるらしい。

50代の彼氏もいるとかで
それなりに幸せそうに暮らしてる。