![四角オレンジ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/530.png)
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・11:00頃、張りの中に痛みが混じってくる。子宮口はまだ開かない。
・12:00頃、確実に子宮まわりが痛くなってくる。子宮口1センチ。ソフロロジー呼吸が功を奏する。まだまだ余裕。
・13時過ぎたあたりから、陣痛の間隔が急に短くなる。ミシミシと骨盤に負荷が来る感じ。想定より早く本陣痛が来たらしい。「これが本陣痛か、マジで痛いな!!」と少し怖くなる。赤ちゃん出る時なんて、どんな痛さになるか見当つかない。生きて帰れるのだろうか…
「今日中に産めるんじゃないかな」と助産師さん談。一応順調らしい。
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自然分娩やと本陣痛来るまでが長いそうで。
自然でいく人たちすごいな、と思いました。
私やったらヤキモキしてしまって、違うストレス感じそうです…
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・14:00頃、子宮口2センチ。破水する。が、ほとんど出血。痛みがハードに。時々呻いてしまう。
・15:00頃、子宮口2.5センチ。同時に大量出血。しかも固まりが混じってる。まさかの「胎盤早期剥離の可能性あり」。子宮口の開きがまだまだの段階で、和痛を進めると大変危険とのこと。
院長(仮眠中たたき起こされたらしく、むちゃくちゃ眠そうだった)の判断で帝王切開を勧められる。「一応帝王切開になるかもって覚悟してたので、大丈夫です、お願いします」とは答えたけど、いざとなると怖くてたまらん。全然覚悟できてへん。書類への署名もガクガクした文字になってしまったり
でも赤ちゃん死なせる訳にはいかない。
自分も死ねない。なら切るしかない。
陣痛促進剤を止めて、急遽オペ準備。
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この時の現場の皆さんの動きは素晴らしかったです。めっちゃチームワークすごい、ドラマ見てるみたい!!
準備進める中で、皆さん適宜話しかけてくれるので、とても気が紛れて良かった。
そして手術室に流れる音楽が場違いに軽快でウケた
続き
・16:00頃、すでに陣痛促進剤は外してるけど、陣痛がすぐにおさまる訳ではないのが辛い。ちょうど陣痛が来たタイミングで、問答無用の腰椎麻酔(また背中…)。
麻酔効いてるか効いてないかの確認もそこそこに(確認ちゃんとして笑)、いきなり「もう切ってますからね」だと。事前に「切りますね」とか言ってくれないのか。
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切ってますよ、でかなり気が動転してしまいました
ただ看護師さん助産師さんの明るさや軽快なBGMと、自分がされてる手術とのミスマッチがすごかったなーってのはよく覚えてます。
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・16時過ぎ、すごく元気な産声をあげて息子が誕生!!めちゃくちゃかわいい。涙が自然に出た。
…のだけど、あまりに泣き続けるもんで、「みんなこんなにずーっと泣くんですかね?」とか変なこと聞いてしまう。
・赤ちゃん取り出した後の処置の様子、うっかり天井に反射してるのを見てしまう(見えるとか聞いてないよ!)
さらに麻酔が切れかけていて、引っ張られる違和感に痛さが徐々に加わり、軽くパニック。多分色んな事を口走ってたと思われるけど、記憶が少し曖昧。
聞こえてくる処置の音(バキュームで血とか吸う音とか)も怖過ぎ。呼吸は浅く、血圧はどんどん下がる。自分が離れていくような感覚。死ぬのかな、て思ってしまった。
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臍帯血バンク用の処置があったので、時間が余計にかかってしまったのも辛かったです
ちなみに縫合箇所は子宮、脂肪層、皮膚の三段階、皮膚はステープラーで留めるんですが、これがむちゃくちゃ怖かった…
私ってビビりですね苦笑
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・17時すぎには全て終了。私はLDRに戻り夜通し経過を見てもらうことに。赤ちゃんはナースステーションへ。自分に余裕がなさ過ぎて、赤ちゃん無事ですか、とか一切聞かなかった気がする…
和痛分娩のために設置した管から麻酔を入れて、帝王切開後の痛みをだいぶ緩和してもらった。
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通常の帝王切開では硬膜外麻酔は設置しないらしく、「あなたラッキー!」と言われました。確かに帝王切開後の痛みは、麻酔中はほとんど感じなかったのでラッキーやったなぁ。
あと管が無駄にならなくてホント良かった
我ながら長いな。
続きます