香味辣油（シャンウィーラーユ）＠438
中国産。
270ｇ入り。
開けてみました。
ごま油を薄めたような香りに、じっくりと炒めたニンニクのこってりと香ばしい香りがあります。
味見をしてみると意外にも辛くないな、という印象です。
薄めたごま油の味に色々な味が溶け込んでいる…という味で、辛みは色々な味の最後にほんの少し。でも、じわーっと長く薄く辛みを感じます。そして最後の最後、後味に舌に残る苦みがわずかに。苦みは山椒の苦みだと思います。辛みの追加を期待するよりは香りづけや旨みを足すのに向いていそうな味がします。
中華風和え物に使ってみました。
アボカドと茹で卵をベースに冷蔵庫のあまりものを混ぜ込んで作った具沢山中華風和え物。ドレッシングに香味辣油を使って風味付けをしました。味見の時点でラー油自体の辛みが薄いとわかっていたので、風味付けの効果を期待して使いました。
結果、味付けは麺つゆのみにも拘らず、香味辣油を足すことによって色々な味と風味が混ざり合って何か工夫して頑張って作ったような味付けと香りの和え物になりました。雑な感想で申し訳ないですが、レシピに書いてある材料が多すぎると、何か小難しい料理のように思える現象と同じ事象が発生しています。
豆腐入り豆乳スープ
豆マメしさMAXの大豆しか使ってないやん！なスープの仕上げに使用しました。あまりにも豆で白なスープにたらたらと香味辣油が浮いています。
大豆の甘味をもってしても辛みはほぼ感じられず、風味付け＆旨みの追加程度の味付けにとどまりました。豆乳＋ごま油風味の組み合わせは美味しいです。
辣油＝そこそこ辛いの印象があって、そこを狙って購入すると何か違うなと思う調味料です。辣油って餃子等に使う辛いものしか知らなかったので、味見をした際に知ってるやつと違う！と、驚きました。
ただ、風味付けとしてのごま油として使う分には美味しく、ごま油の濃すぎる風味やごま油特有の苦みとは無縁で、上品な味に仕上がりました。濾してあるのか、辣油の上澄みのみのような見た目をしているため、料理に使ったときの見た目も、不純物が一切見えず綺麗です。