巨人・原辰徳前監督の女性問題報道、文春の勝訴確定




 プロ野球巨人が、原辰徳監督(当時)の金銭問題をめぐる週刊文春の報道で名誉を傷付けられたとして、発行元の文芸春秋に損害賠償と謝罪広告の掲載を求め た訴訟で最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は、巨人側の上告を受理しない決定をした。報道を真実とし巨人の請求を棄却した2審東京高裁判決が確定した。 決定は28日付。

 週刊文春は平成24年6~7月、原監督が過去の女性問題に絡み元暴力団組員に1億円を支払ったとする記事を掲載。暴力団組員と知って金を渡した場合は野球協約違反となるが、巨人側が記者会見で「反社会的勢力ではない」と嘘をついたとも指摘した。

 1審東京地裁は「恐喝した者を一般的に反社会的勢力と考えるのは妥当。取材を通じ、巨人も同様の認識だったと信じるには相当な理由があった」と請求を棄却2審も「巨人側は会見時、反社会的勢力であることを把握していたが虚偽の説明をした」として巨人の控訴を退けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000555-san-soci



2006年8月、原監督が球団関係者と名乗る2人組の男性に呼び出され、女性の日記のコピーを見せられる。その日記には、1988年頃の原監督(当時選手)との関係が綴られており、原監督の他に巨人軍選手2人の名前も記されていた。

そして2人組は「表に出さないようにするためには金がいる」と1億円を要求。

自分だけでなく2人の選手(日記を見せられた時はコーチ)のスキャンダルが公になることで、球団に甚大な迷惑がかかると考えた原監督は、1億円の支払いに応じる。数日後、個人事務所の社員らに1億円を2人組に届けさせた。2人組はその場で問題の日記をシュレッダーにかけたという。

時は流れ2009年4月。上述の関係者と名乗る男から球団事務所に1本の電話。「原監督の手元にある日記を返してほしい。そうしなければ騒ぎを大きくする」と。この電話を受けた球団幹部が原監督に事情を聴いた所、2006年の出来事を明かし、球団は翌日、警視庁に届け出た。…

一方で球団側は緊急記者会見。

週刊文春が「原監督が元暴力団員に1億円払っていた」という見だしの記事を発表したことに対し、事実とは異なり原監督と巨人軍の名誉を傷つけたとして、損害賠償請求訴訟を起こす方針であることを明らかにしている。なお会見では、2006年に原監督が女性関係で、2人組の男に脅かされて1億円を要求され、支払ったことは認めながらも…

「反社会的勢力に支払った事実はない。交際したことも利用したこともない。(記事の見出しは)不当な利益供与をしたとの印象を与え、読者を誤導するもの」と、記事の問題点を主張。

この会見内で、今回の出来事は2009年に球団が事実を確認して以来、球団の機密事項として、桃井球団社長を含む限られた4名のみが保持していたという。そのうちの1人が清武英利氏というわけだ。言うまでもなく、清武氏濃厚説の裏付けだ。

その後、原監督はファンや選手に真摯に謝罪。原監督本人が、一番迷惑をかけたと公言している、明子夫人とも解決済という(ある意味、これが一番すごい…)。そして、「しっかり目標を持って、チームを前進させることに集中したい」と語っている。




「巨人側は会見時、反社会的勢力であることを把握していたが虚偽の説明をした」


はい、
2審東京高裁判決確定。 文春勝訴(`・ω・´)  原くん敗訴(´;ω;`)





原くんも「球界追放」ですか? 今後の対応が楽しみです(*`艸´)ウシシシ なべつね君!



しかし、文春は真実しか報道しないのか?