三菱自 全4車種で走行試験の測定結果使わず




 三菱自動車工業が、不正が発覚した4つの車種のすべてで、燃費のデータの根拠とすべき走行試験の測定結果を使わずに、根拠のない値や机上の計算で割り出した値を基に検査機関にデータを申請していたことが国土交通省の調査で分かりました。

 今回の問題で、国土交通省は三菱自動車に立ち入り検査を行うなどして詳しいいきさつを調べています。その結果、三菱自動車が不正が発覚した4つの車種のすべ てで、燃費のデータの根拠とすべき走行試験の測定結果を使わずに、タイヤと路面の摩擦や風圧といった燃費に影響を与える「走行抵抗」のデータを検査機関に 申請していたことが分かったということです。


 このうち平成25年に発売された車では、走行試験を行ったものの測定された値は使われず、代わりに根拠のない値が検査機関に提出されていたということです。


 また、平成26年以降に発売された車では、以前に発売された車のデータが流用され、さらに目標の燃費に合わせて机上の計算で値が割り出され、検査機関に提出されていたということです。


 一方、社内の調査で「私が指示した」と話していた当時の担当部署の部長は、その後の調査に対し、「不用意にそういうことを言った」などと話し、現在は指示したことを否定しているということです。


 国土交通省は、不明な点が多いとして、三菱自動車に対し来月11日までに改めて報告するよう求めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160427/k10010499911000.html?utm_int=news_contents_news-main_006







顧客に対する補償額は”天文的”金額に。ガソリン代の差額。って・・・

日産に対しての補償も。

全部で1000億円で済む?(´・ω・`) 5000億円? 1兆円? わからん!






まぁ、三菱グループが”負担する”から大丈夫か!(`・ω・´)v



三菱重工に相次ぐ試練 客船で特損2375億円、三菱自支援に影響


 三菱重工業は25日、大型客船の建造が遅れたため2016年3月期に508億円の特別損失を新たに計上すると発表した。折しも20日には同社が筆頭株主の三菱自動車で燃費データの改ざんが発覚。2000年から三菱自が起こしたリコール隠し問題では三菱重工が中心となった「三菱御三家」で支えた。今回は三菱重工に相次ぎ襲いかかる試練が先行きに影を落としている。

 「一から大型客船を造るのは初めてだったのに従来の客船の延長線上でやってしまった」。三菱重工本社(東京・港)で記者会見した宮永俊一社長は悔しげだった。顧客から何度も設計図を突き返されて、1年のはずだった基本設計に3年かかった。納入前の試運転で指摘された騒音の対策や、1月に3回発生した火災の影響で損失は雪だるま式に膨らんだ。

 16年3月期の連結純利益は前の期比40%減の660億円となる。大型客船の特損は今回が初めてではなく、累計2375億円に達した。1番船はすでに引き渡したが、2番船は「(予定の)年内引き渡しは難しい可能性がある」。大型客船の建造を続けるかどうかは「夏から秋に決める」。

 積極的な再編戦略で事業を見直し保守的な社風を変革してきた宮永社長。だが客船以外にも想定通りに進まずリスクが拡大する案件も目に付く。

① 20年度としてきた国産ジェット旅客機「MRJ」事業の黒字化は相次ぐ納入延期でずれ込む可能性が出ている。

② 米国では原子力発電所の事故で約9300億円の損害賠償を求められた。

③ 追い打ちとなるのがファンド経由も含めて約20%を出資する三菱自の不祥事だ。


 三菱自は00年と04年に発覚したリコール隠しで販売が急減し経営危機に陥った。救いの手をさしのべたのが重工がとりまとめ役となった三菱グループ。04年から三菱自が発行した約6千億円相当の優先株を三菱重工、三菱商事、三菱東京UFJ銀行の御三家が中心になり引き受けた。経済合理性以上に「三菱を守る」というグループを貫く思いが各社を動かしたのだ。

 14年3月、三菱自は御三家が引き受けた優先株を買い取って消却し復配するなど再建に一定のメドを付けた。宮永社長は「長く続けてきた三菱自への再建支援が終わったら、16年度は次にどうするかを考える予定だった」と話す。独り立ちしようとする矢先に燃費データの改ざんが発覚した。

 三菱自の経営は再び危機に直面する可能性がある。宮永社長は三菱自の支援について「三菱グループのブランドへの影響、社会的責任、当社の業績への責任など総合的に考えて決めたい」と述べた。だが、今回は前回の支援の際と事情が違う。

三菱御三家の終焉?

 特損に苦しむ三菱重工だけでなく、三菱商事は資源安の打撃で16年3月期、連結決算に移行した1969年以降で初めて最終赤字に陥った。

 三菱東京UFJ銀行も利ざやの縮小や運用する国債の利回り低下が見込まれ収益環境は厳しさが増す。

 市場の見方は「(三菱自は)三菱重工にとってシナジーがあるとは思えない」(SMBC日興証券の大内卓シニアアナリスト)と手厳しい。三菱の論理を再び優先するのか。今度は難しい選択を迫られる。(篤田聡志、若杉朋子)

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO00086860V20C16A4TI1000/


三菱御三家”やばし” (`・ω・´) 三菱重工の相談役・相川パパ”やばし”




三菱の”首領様” 相川パパ・・・



 三菱自動車の相川哲郎社長が、軽自動車の燃費データ不正問題の責任を取り、辞任する意向を固めたことが26日分かった。同日社内に発足させた外部弁護士 による特別調査委員会の検証結果取りまとめなど事態収拾に一定の道筋をつけた後に退任する方向。国内初の燃費データ偽装問題は経営トップの引責辞任に発展する見通しとなった。



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