ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ、大阪市）を運営するユー・エス・ジェイは、沖縄県でのテーマパーク新設計画を撤回する検討に入った。複数の
関係者が明らかにした。
昨秋に同社を買収した米企業が採算性に難色を示した。当面は大阪のＵＳＪに経営資源を集中する。政府や地元を巻き込んだ計画が白紙に戻れば、沖縄振興にも影響が出かねない。計画撤回に向けた調整が難航する可能性もある。
昨秋に同社を買収した米企業が採算性に難色を示した。当面は大阪のＵＳＪに経営資源を集中する。政府や地元を巻き込んだ計画が白紙に戻れば、沖縄振興にも影響が出かねない。計画撤回に向けた調整が難航する可能性もある。
近く政府や地元自治体に意向を伝える。ユー・エス・ジェイは沖縄県本部町の国営海洋博公園に、大阪に続く第２のテーマパークを2020年にも開業する計画を進めてきた。公園内には人気の観光施設「沖縄美（ちゅ）ら海水族館」もある。約600億円を投じて複数の大型アトラクションを導入し、年600万人の集客をめざしていた。
だが、昨年11月に米ケーブルテレビ大手のコムキャストがユー・エス・ジェイの発行済み株式51％を約1840億円で買収し、最高経営責任者（ＣＥＯ）も送り込んだ。
その後、沖縄の計画を再検証した結果、大型投資に見合う集客が見込みづらく、コムキャスト側が難色を示したもようだ。
大阪のＵＳＪは15年度の入園客数が1400万人近くに達し、２年連続で過去最高を更新する見通し。ただ、1500万人程度が収容能力の上限との指摘もある。そのため、同社は成長持続に向けて複数のパーク運営をめざし、その第１候補が沖縄だった。
沖縄進出をめぐっては地域振興につなげたい地元自治体や政府も支援を表明していた。安倍政権は米軍普天間基地（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設に向けた環境整備を図る狙いもあり、菅義偉官房長官がＵＳＪの新パーク候補地を訪れるなど、後押しする姿勢を明確にしていた。
実際に白紙に戻ると、誘致をめざしてきた地元経済には痛手となるため、曲折も予想される。
日本政府が”赤字補填”するなら出来ると思う(´・ω・｀)
まぁー、無理だろうね。沖縄USJ
まぁー、無理だろうね。沖縄USJ
ランキング参加中。クリック応援お願いします。
ニュース全般 ブログランキングへ