[ワシントン 16日 ロイター]
米ニュース放送局FOXニュースは16日、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したと報じた。民間の衛星画像で確認したという。衛星画像はイメージサット・インターナショナルが撮影した。
南シナ海・パラセル諸島のウッディー島(永興島)に地対空ミサイルの発射装置やレーダーシステムが配備されているのが写っている。
ウッディー島は、中国、台湾、ベトナムが領有権を主張している。
米国防総省のアーバン報道官は「機密事項に関わる問題にはコメントできないが、われわれはこれらの問題を注視している」としている。
FOXニュースは、ミサイルはこの1週間ほどの間に配備された可能性があると報じている。画像によると、ウッディー島の浜辺には今月3日には何もなかったが、14日にはミサイルが写っているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000026-reut-cn
【ワシントン=青木伸行】米FOXニュースなどは16日、中国軍が南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島にあるウッディー(永興)島に今月、地対空ミサイル8基を配備したと報じた。
米民間衛星が撮影した画像で判明した。今月3日の時点でミサイルは見られなかったが、14日に撮影された画像には管制レーダーとともに映っている。
米政府筋は、射程125マイル(約201キロメートル)の移動式防空ミサイル・システム「紅旗(HQ)9」だとしている。HQ9はロシア製の「S300」に極めて類似している。部隊の規模は2個大隊。
パラセル諸島は中国が 軍を駐留させ、滑走路を整備し戦闘機を配備するなど実効支配しており、ベトナムと台湾も領有権を主張している。米海軍のイージス 艦は先月30日、同諸島で「航行の自由作戦」を実施しており、これへの対抗措置として今回、ミサイルを配備した可能性がある。
中国はスプラトリー(南沙)諸島に造成した人工島で、軍用機も離着陸可能な滑走路3本の建設を進め、すでに1本は運用を開始している。米政府はスプラトリー諸島でも今後、軍事拠点化の動きが、「防空識別圏」設定の潜在性と相まって加速するとみて警戒している。
米国は再三、南シナ海における中国の軍事拠点化にくぎを刺してきたが、中国が意に介していないことが改めて浮き彫りになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000511-san-cn&pos=1
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