最後のスキル | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

さっきテレビのCMで建設業の求人アプリを紹介してましたね。



僕はガラケーなので詳しい内容はわからないので、職場に行ってからスマホの人に聞いてみようと思うんですけど。



ようするに、これは職人と施工会社とのマッチングアプリですよね。



どんどん時代が変化していきますよ。



これは今までブローカーとか手配師と呼ばれる人達がやっていた仕事をアプリがやってくれるわけだよね。



そこは人間と機械の違いはあるけど、トラブルも同じように起きると思う。



実際に現場にやってきた職人のレベルが本人の自己申告よりも遥かにスキルが低いという問題ですよね。



ただ人間が仲介するのとは違うので、いずれはデータとして職人の実力を可視化することが可能になると思います。



嘘をつけない時代になるわけでね。



そうなると格差も生まれてくるでしょう。



これまでは誰でも出来る作業内容でも人工(にんく)と呼ばれる職人の単価は同じなので、嘘がバレても次の現場を探せばそれだけを武器に現場を渡り歩いて行く方法もあったと思います。



仲介者が人間の場合は簡単な作業内容でもピンハネは可能なので、次から次へと簡単な仕事を手配すればスキルが未熟な職人でも儲かったわけです。



技術が未熟でも形だけは独立できたわけです。



ただでさえ労働者の数が減っているのでそれでもそれなりに食べていけたとは思う。



ただ、これからは外国人労働者の数が増えるので、そこの層の職人は飽和状態になると思う。



そうなれば作業内容によって単価は下がることになる。



作業内容に応じた単価になると思う。



これまでは資格と経験年数というモノサシしかなかったからね。



完全に実力主義の時代に突入するのかもしれない。



そこそこの裕福な暮らしに慣れてしまっている社長婦人は人生の後半戦は苦しいことになると思う。



貧しくても楽しめるスキルさえあれば、どんな時代の流れでもへっちゃらですけどね。



【会社の畳み方】という最も無駄なスキルが必要になる時代かもしれませんね。