人間とは、
寄る辺ない生き物。


だからこそ、宗教や芸術が必要なのですね。




こんばんは
ノラ道ノラこと、ピアニスト、カウンセラーの古谷ちずです。




今日、音楽の師匠と話していて、
この点で意見が合致しました。




音楽は、芸術のなかでも、眼に見えないのに
大きな力を持っています。





どんな力かというと、




情動を司り、
心の深い感情を呼び起こす力。




わたくしは、クラシックが専門ですが、
長い年月に耐えて生き残ってきたクラシック音楽の力は、やはりただものではありません。






絵画もそうですが、
難しく考えることはありません。




ただ、
聴きながら、
そのとき湧き上がってくる




心の動きに寄り添ってみてください。




心だけではなく、
そのとき流れていく思考にも注意してみてください。





わたくしは、今日、
運転しながらフォーレのピアノ五重奏を聴いていたのですが、





1.運転しながら、
2.フォーレを聴き、



3.道端の濃いピンクの椿が眼に入った途端、




心の鍵穴にその3つがピッタリはまり、
突然、



号泣が起こりました。





わたくしがピンクが好きなのは
亡き母の色だったからです。
そのことに気がついたのでした。
そして、

天国のお母さんに、
ひとめでいいから会いたくなり、
涙と共に感情が溢れてきました。





自分の心の動きに注意していると、
作曲家や、作品によって、
意味するものが違うことがよくわかります。




例えば、ですが、
ベートーベンの交響曲と
ドビュッシーのピアノ曲は、
だいぶ違いますよね。





わたくしにとって、
音楽は、聴くもの、というより

もはや、ほぼ、



飲むものあり、
着るものであり、
つけるもの、

そして、

感じるもの。
味わうもの。


そして、



自分ではひらけない鍵穴にはまる鍵。



ノラ♪



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