先週の29日になりますが、土曜日で珍しく夕方早めにレッスン終わったので、府中の森芸術劇場のウィーンホールに、何かの子供のコンクール(←知らない)の受賞者、ガラコンサートを聴きに行きました。
普段なら絶対行きません。
だって府中だもん😅。遠い!
しかもすごい土砂降りの雨☔。
でも車🚗で行って、ホール地下駐車場から直結なので🌂いらず😅。
Instagramでいつも拝見して、良いご指導されてるな、と思う先生のお教室の生徒さんや、Instagram通じて交流が出来た才能ある男の子、近所のヴァイオリンの知り合いの生徒さん、チェロの後輩の生徒さん、など12人が出演。
たまたまInstagramでチラシを見て、日時があったのと、こちらも発表会前だったし、他の上手なお子さんの演奏を聴いて自分とは違う指導の仕方をもっと勉強しようと思い✊
私は小学生くらいまでの子に興味があって半分だけ聴いて帰りました。
聴きたかったのは最初の2名だったのです。
男の子は普段の練習動画をInstagramで聴いていたので今何の曲に取り組んでいるか、など練習の進捗具合も随分知った気になってましたが、生演奏は初めて聴きました。
小4でパガニーニのコンチェルトを弾いてました✨
子供にありがちな「どや!!」って技巧でじゃんじゃん押して弾く感じでなく、わりと内向的な大人っぽい演奏で、ピースならショパンのノクターンやピアソラなんかも似合いそう😌。
良かったです。終わった後、休憩などでお会いできるかと思ってたら、すぐ帰られたみたいで後でお母様にメッセージ送ったら、私が聴きに来た事に驚いていました。
まぁ、物好きですよね😅。全然他人の生徒さんですし、自分の生徒がそういうコンクール出る予定があるでもなし。
色々なコンクールあるのでしょうが、やはり全日本学生音楽コンクールの全国大会が全然レベル高いんでしょうね。
でも子供が何かに向けて一生懸命取り組む場がある、舞台で弾けるチャンスがある、というのは大切な事だな、と思いました。
帰りはだいぶ雨は止んでました。
調布、そして仙川、学校の前を久々に遠って帰りました。
もう、卒業して四半世紀経っても、仙川とか調布、気持ち的にうんざりしてしまう😥。
始発電車に乗り、23時まで練習して終電とか、時には調布PARCO上のクレストンホテルに泊まって、朝また早起きしてレッスン室とって・・・
オケとかなく3限、4限などで授業終わって帰る、品川からの30分だけがちょっと仮眠取れる、、、というハードな生活でした。
よく7年も通ったな。。。
でも時代的な風潮もありました。
24時間戦えますかっ?ビジネスマーンビジネスマーン!
などCMなど流れていたバブルの時代。
あれはユンケルだっけ?高校生でもオケの本番前にグビッと飲んだりしてる人多かったけど、あれは良かったんだろか😅?
正確にはバブル崩壊後だけど、私が在学中の1990〜1996年はその余韻と名残りで十分その雰囲気はあった。
全く遊ぶ事なく眠る時間惜しんで練習と仕事をする高校大学生活。サークルって何?バイトって?合コンて?青春て何?
夜眠くても疲れてても寝るのが怖くて眠れない。
寝てる間に、自分が休んでいる間に、出し抜かれてしまう、越されてしまう、手の届かないところに差がついてしまう。
ちょっと眠りにつくと恐ろしい夢を見たり金縛りにあったり、ギャー😱😱😱という悲鳴で目が覚める日々。
はっきりいってノイローゼだったんでしょうけど😓。
多分私だけではなく、それぞれに同じように桐朋生活を、殺伐とした辛い時期、暗く狭いトンネルのような暗黒時代だった、と思っていた人は沢山いると思う。
でもそれを過去の思い出としてこうして話していけるのは「抜けた人、越えた人」だからであって、越えられなかった人、潰れてしまった人は可哀想だな、と思います。
越えても尚、学校の前通ると酸っぱい気持ちになってきますから。
高みを目指す時ってどうしてあんな視野が狭くなっていくのでしょう?
ピラミッドのてっぺん目指してそこが1番高いと思ってしまう。そこにしか光がないように見えてしまう。席には限りがあり、小さい頃から私の大嫌いな椅子取りゲームみたいなものだと思ってしまう。
空はもっとずっと高く限りなく広いという、単純で簡単な事を忘れないようにしよう。
でも今の桐朋生や藝大生見たら、なんかもっと穏やかで大人しくて、お友達と仲良く練習したり、なんか自分の時とかと全然違うな~と思います😅平和な感じ。
いつも自分では指導についても一生懸命考えてはいますが、たまには違う人の感覚や考えを見聞きして取り入れていかないとどんどんワンマンで偏りが出来てしまうから、思いつきと勢いで雨の日ドライブも、まぁ良かったかな。
発表会まで3週間だ(๑•̀ㅁ•́๑)✧
皆、練習しておくれ🙏
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坂内紀子