サイクリングの下調べは、専ら紙の地形図と道路地図、そして観光を兼ねるような場合には観光案内雑誌を併用していた。
大まかなルート選定は道路地図で行い、峠や山岳道路・林道の情報は自治体などの管理者に電話で確認するなどしていた。
特に山岳や峠の高低差を下見するには、地形図、キルビメーター、方眼紙(細かく書かないならチラシの裏紙でもいい)を使って、地図上の曲線の高低差から直線の表に置き換える作業が必要だった。
幸いなことに、今はスマホ一つで大抵の下調べ・下見ベが済んでしまうので、楽な事この上ない。
今回、西吾野駅から有間ダムまでの間にある天目指峠の下調べをGoogleアースでしてみた。
①全体俯瞰
そこから峠の反対側の麓にある「名栗の杜」というギャラリー併設の喫茶店(店を紹介するHPを見ると、どちらかと言えば、ギャラリーに喫茶店が併設している雰囲気。アートな感じが僕好み)の間で検索。葛折り箇所付近の等高線が詰まっているところ(北側の登りで2か所)斜度がキツいので、⑤地形図でクローズアップすると……
同じようにして下り坂も確認すると、標高420m付近(31mで10m下降=斜度32%)、すぐ近くの標高405m付近(34mで10m下降=斜度29%)の場所がある。
🅰️の葛折り
しかしながら、「庭の衣替え」という費やす時間がハンパないヤツが控えていて、生き物だから手を抜く訳にはいかない。
ええと、有間渓谷美観光釣り場の冬季休業期間は……1月と2月だけだから、大丈夫。