川越・新河岸川ぐるっと南回り① | ロードバイクと旅と日常

ロードバイクと旅と日常

2010年、大阪でロードバイク(風神雷神号で)デビュー。2013年に4回の引越を経て、再び関東に拠点を移す。道のあるところなら、どこへでも。

ナイトライドの下見を兼ねて、川越城から新河岸川沿いから南回りに走ってきた。


ど平坦な川越市街地中心部は、狭山丘陵に連なる南西部を除きグルリと新河岸川に囲まれた半島状の丘になっている。
その「半島状の丘」と低地の境目には湧水が生じ、湧水の集まりは川(新河岸川)となり、川越城の外堀として総構えの様相を呈していた。

補足として、昭和のはじめ頃(地図で確認できたのは昭和8年。昭和9年に現在の流路が開削された)まで新河岸川(赤間川)は、東明寺と氷川神社の中間点から流れを北に向け、伊佐沼に流れ込んでいた。

そして、伊佐沼を水源とすること九十川には「新河岸」が設けられ、役目を終えた仙波河岸は公園として整備されている。

そこで、川越の中心部を取り巻く新河岸川沿いの道を、南側半分のナイトライドのコースとして、一部分利用できないかと考えた。

考えるよりも、実際に走った方が話が早い。

川越城本丸御殿を発ち、天神門→高松院→祈願所⇒杉下橋の順路で新河岸川沿いの道に出る。

ここから仙波河岸まで道なりに南下するつもりが、
通行止めで迂回を余儀なくされ、
気を取り直して、新河岸川沿いを南下。
仙波館跡の長徳寺の崖下のアンダーパスを潜り、
仙波河岸史跡公園をかすめて、岸町あたり。
新しい橋の工事中らしい。
ここからしばらく、手探りでのルート探索。

JR川越線と東武東上線の線路をどこで渡るか……
な⁈
何故、こんなに低いのか、辺りを見渡すと、
低いトンネルから北へ、地図でも仙波河岸の方向へ伸びている水路跡らしき凹み。
そして、このトンネル、実際に使っている人がいる(あまりの低さに頭をぶつけながら、自転車を転がしていた)。

この辺りから、河岸街道に渡りをつけたい。
いい坂を見つけた。
登ってみると、国道16号の小さな交差点だったが、ちと違う。

一旦、仙波河岸史跡公園まで戻る。
新河岸川沿いからは自転車侵入禁止。
🅿️があるなら、自転車も入れる。
おっ、国道16号の良さげなアンダーパスの近くに公園の入り口があった。
何やら掲示板に張り紙が。
草木が生茂る河岸跡。
園路が整備され、
木道まである。
崖の下には泉跡。
崖の上には社(古墳)があり、
麓にも何やら祀ってある(お不動さん?)。
公園を出て、道なりに。
自動車は一方通行の踏切を渡り、河岸街道を一度通り過ぎ↓
突き当たりを右折して、道なり。
突き当たりは「雀の森」。
雀の森で右折し、河岸街道に入る。
河岸街道には先程の住宅街の交差点で右折してもよかったのだが、道が細いうえに一方通行なので、道が広くなるウニクス川越の辺りまで、迂回をした。