今日は日曜日。
シンガポールのオーチャードという町中にラッキープラザというモールがある。
フィリピンメイド達のたまり場で、日曜日のラッキー付近は、フィリピンフィリピンフィリピンである。
私は去年まで住み込みでメイドを雇い、日中は働くワーキングマザーであった。
メイドが初めて家に来た時、びっくりしたことがある。
それは所持金。彼女の持っていたお金は、たったの2ドル。(220円くらい?)
手荷物は小さなスーツケース1つだけであった。
メイドをエージェントを介して雇い入れる場合、規則で手荷物は1つだけとなっているそうだ。
所持金についてはよく知らないが、彼女たちの雇用形態は自分たちでエージェントにあっせん料を払わなければならない。(雇用主の我々もエージェントに仲介手数料を支払うので、エージェントは二重取り。)なので、新規でメイドになる子は、借金をしてメイドになる。そのローンは、雇い主からの給料から天引きされるシステムになっている。
(今はどうか知らないです。数年前の話です。)
私たちの子も、数か月あっせん料と給料を相殺されて無給のはずであった。
だが、日本人の我々は、情けをかけてお小遣いをあげる。。。しかし、数年メイドを雇った人間の経験として言おう。
2ドルの所持金で身寄りのない外国に出稼ぎに来ている、ということは、それだけ
したたか!!!!!
我々日本人には思いもよらぬ環境で、生き抜くためにありとあらゆる手を尽くしている外国人労働者はごまんといるのである。
海外旅行が安易にできる今日この頃。だが旅行中は、日本の常識や文化、意見等が通じると思わず、帰国時まで気を抜かず安全に旅を楽しんでもらいたいと思うのである。
