青木やよい著作「ベートーベンの生涯」平凡新書 P319 ¥920+税=¥966 

2009年12月15日初版 第一刷 2010年1月24日東京新聞掲載 10月29日港区赤坂図書館~高輪図書館

此の本以外も「図説ベートーヴェン」「ゲーテとベートーヴェン」「ボヘミア・ベートーヴェン紀行」「ベートーヴェン不滅の恋人の探究」日本に於けるエコロジカル・フェミニズムの主唱者としても知られている。2009年暮 大腸癌にて他界

先に投稿した三枝氏の本で大体のクラシック界の概要がわかった。この時期私は自分にとって「ありえない」事に挑戦してみようと何か楽器を稽古始めようと思い一番難しそうな「ヴァイオリン」を選択し私が出向しているカルチャーセンターで先生を探した。私の自宅近くのカルチャーセンターには一流の先生しか教えてなかった。その様な先生は授業料が高かったので当時の私の収入では無理だったのでカルチャーセンターの受付の女性が個人的に知っている魚籃坂近くにお住まいの個人宅(厳しい女性)へレッスンに通うことになった。約7年通い小学生の皆様方と「キラキラ星」を演奏(Mのステージで)して終了。その後私と「同じ」カルチャーセンター内の綺麗な女性(シンクロスイミング大会で優勝していた長身でスタイルの好い女性)に習うことになり結局3年して「シモネッティのマドリガル」をピアノ演奏を従えて(確か江東区の菖蒲園公園の近くの何某ホールで)演奏し終了した。此の綺麗な先生から「そろそろ楽典を勉強しましょう」とやんわり言われたのだが「無理無理」と心中で言い乍教室を「ご辞退」した。そんなで一応洋楽器を扱っている時代に常識的なレベルでクラシックを勉強していたという次第。そして三枝氏の著作本に続いて此の青木氏の本に至る。

 ベートーヴェンは即興演奏の名手。フリーメーソンの会員はハイドンやモーツァルト。彼の晩年の「弦楽四重奏曲第15番」作品132が人間として生きる究極の意味を啓示してくれたのだった。(此の曲を聴いてもピンと来なかったので矢張り「クラシックの才能」は皆無) ロマン・ロランの「ベートーヴェンの生涯」は「陰気で悲劇的な英雄」というイメージを定着させた。

 本日は帰国子女が多く勉強している高校で年に二回の課外授業に出向。開始前早くにマネージャーに送って貰い普段自宅ではゆっくり投稿出来ないことや、読書を駅前の喫茶室(年に二回かれこれ20年位通っている)で「消化」してから出勤。

 よく作家さんが自宅では無しにホテルや旅館や別宅に仕事をもって出て「作業」する気持ちが良く分かる。