最近、国内債権の投資信託は普通預金よりもマシでは無いかと思っている?

お金の一部を定期預金にしたり、株を購入したりして運用している人でも、
ある程度のお金は、いつでも引き出せる普通預金などに入れているんじゃないかと思う。
急用時に定期は解約できないし、株も売るにはタイミングというものがあるから。

普通預金のメリットはいつでも引き出せる事だけど、デメリットは金利がほとんどゼロなこと。
人によって急用時に必要となる金額は異なると思うが、最低数十万円はあったほうが良いだろう。
そうすると、その数十万円以上のお金は金利がほとんどつかない「活用されていない」お金となってるわけで、
どうにか活用方法が無いかと以前から考えていた。

その活用方法として、国内債権の投資信託がいいんじゃないかと思う。
ネットバンクに入れば、簡単に投資信託の購入準備が出来る。
そしてサービスのいいところなら、購入手数料は無料である。
(一定額以上購入という条件付のところが多いが)
国内債権の投資信託は低リスク低リターンだが、平均リターンは普通預金よりかはいい。

例えば、僕が使っているプレステ銀行(仮名)の場合、中央三井の日本債券インデックスファンドを販売している。
手数料は、100万円以上の購入の場合は無料。
もっとサービスのいいネットバンクなら10万円以上で手数料無料というところもある。
平均リターンは、過去5年で年0.9%、3年で年1.7%、1年で年2.9%、
最近6ヶ月で0.4%、最近3ヶ月で-0.8%である(6ヶ月と3ヶ月は年利換算ではない)。

ここ3ヶ月はマイナスとなってしまっているが、長期(1年ぐらい?)で持てば損失を出すリスクも減るだろう。
実際過去の評価額のグラフを見ると、安定的に右上がりしている。
そして何よりも重要なのは、解約が随時出来る事。
プレステ銀行の場合、早ければ解約日の次の日には普通預金に振り込まれる。
これなら定期預金よりも便利である。

たしかに、国内債権の投資信託ではマイナスとなるリスクはあるものの、
逆にこれを上手く利用できれば、さらなる高リターンも期待できる。
具体的には、評価額が安めの時に購入し、高めとなったら売却する。
手数料は無料ならば、ずっと持っていても、頻繁に売買しても、コストは同じ(0円)。

金利のほとんどつかない普通預金に比べれば、多少はリスクがあっても、
国内債権の投資信託ほうがお得だろう。

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