年明け早々の大地震、飛行機事故・・・大変な新年でしたが早や1月も下旬。

日本列島を襲った寒波に、比較的暖かいこの地域にも初雪が降りました。

と、震っていたら、梅のつぼみが膨らんできました。

冬来たりなば春遠からじ。春の足音が聞こえてきそうです。

 

そんな季節の移ろいのなか、嬉しいことがありました。

当会の保護猫茶トラのチャー坊が、W家の家族に迎えられました。

 

茶トラのチャー坊は、当会知人の家で産まれた3兄妹。

けれど、産まれた直後から放任状態だったため、相談を受けた生後3ヶ月の

頃には、まるで家庭内野良猫状態。逃げるわ噛むわ引っ掻くわ・・・

何とかケージに入れて、そこから家猫訓練を開始して約1年。

 

茶トラ猫好きのWさんとのご縁がつながって、チャー坊がトライアルに

入りました。

Wさんご夫妻は、優しくてとてもおしゃれな共に美容師さん。

 

W家には、茶トラの高齢のリュウ君がいました。

 

チャー坊は、ケージ内の猫ベッドにもぐって様子見。

 

ところがしばらくして、リュウ君が病気で亡くなってしまいました。

まるで、後継の猫が来たことを確認して旅立ったようでした。

Wさんご夫妻は大きな悲しみを抱えましたが、チャー坊がその

悲しみを癒やし、リュウ君の喪失感を埋めてくれたようです。

リュウ君からバトンを受け継いだチャー坊。

今ではすっかりW家の家族です。

今では、ご夫妻と一緒の布団で眠る仲になりました。

 

新しい名前は「ナチョ」君。

スペインの有名なサッカー選手の愛称とか。

ナチョ君、Wさんご夫妻とともに幸せになってね。