きっかり2ヶ月ぶりの投稿です。いつもながらすみません。

11月に入り、晩秋だというのに夏のようなこの暑さ。

この先、地球はどうなるのでしょう?

 

↓ この写真は何でしょうか。

写真技術が下手なため見にくいですが、海を渡る蝶として知られる

アサギマダラです。

黄色いセイタカアワダチソウの花の蜜を吸っています。

夏から秋にかけてこの地方でもよく見かけます。

北から南へ1,000kmを、この薄い羽、小さな体で飛ぶというのだから

生物の不思議、神秘を感じずにはいられません。

 

そんなアサギマダラが飛ぶ里山で子猫を保護しました。

場所は、手術した猫をリリースし、エサをあげながら見守っている

TNRの餌場です。

この辺りで見かける猫はほとんど手術してあり、子猫が産まれるのは

???ですが、どこから来たのか。

推定2~3ヶ月と判断しました。

これから寒くなるのに、こんな子猫を見過ごすわけにはいきません。

小さいのにすばしこくて、捕獲器に入るまでに1週間を要しました。

 

↓ やっと捕獲器に入ってくれました。

とりあえず家のケージに入れました。

シャーシャーと威嚇します。怖いから無理ありません。

 

ボランティア仲間の協力を得て、獣医さんに診てもらいました。

サビ猫だから女の子、推定生後3ヶ月、体重1.38kg。

体中傷だらけ、風邪を引いており、痩せて背骨などはゴツゴツしています。

血液検査の結果、エイズ・白血病は陰性。ほっとしました。

避妊手術、ワクチン接種はもう少しあと。

左耳は手術済みのカットではなく、けがのようです。

 

ご飯をガツガツ食べます。今までお腹いっぱい食べられなかったんでしょうね。

 

シャーシャー言いながら、保護3日目にはなでなでさせてくれるように

なりました。ごろごろと喉も鳴らします。

子猫だから順応性が高いのでしょうね。

この調子なら人馴れは早いかも?

秋に保護したし、にぎやかな柄から仮名を「かえでちゃん」としました。

寂しくないようにとネズミのお友達を入れましたが、全く無視。

 

もう少しケージの中で過ごしてもらい、様子をみながら先住保護猫とも

会わせてみようと思っています。

人馴れ訓練ができたら里親様を募集しますのでよろしくお願いします。