6月初旬、猫保護の相談がありました。

 

相談者のSさん。離れて住むご実家のお母さんがご病気になり、入院されるも最近

お亡くなりになったそうです。

お母さんは、三毛猫の親子2匹を世話しており、生前からこの2匹の猫を頼まれていたSさん。

車で30分程のご実家の荷物の整理かたがた、通いながら猫の世話を引き継いだものの、

猫たちは外へ出てしまい、簡単にはつかまらないので、当会に捕獲の協力を依頼されました。

 

Sさんご夫妻は猫大好きで、3年前にも瀕死の子猫を助けて家猫にされています。

お話を聞くと、2匹の猫捕獲後はSさんが飼ってくださるということなので、捕獲の

協力をすることにしました。

 

ご実家の1室に捕獲器を2台セット。

手前には猫たちがよそへ行ってしまわないようにエサと水が置いてあります。

 

猫が捕獲器に入ったら、逃がさないように洗濯ネットへ入れる方法をSさんに伝授。

 

1週間後、1匹の三毛猫が捕獲器に入りました。狙っていた子です。

 

Sさんがすぐにお住まいの近くの動物病院へ連絡。

ネットに移して、ノミダニ駆除、ウイルス検査、ワクチン接種をしてもらうよう

お願いしました。三毛猫は99%メスですが、避妊手術済みだそうです。

 

その後、Sさんのお家のケージに入れられた三毛猫ちゃん。

 

3歳の先住猫がいるので、しばらくはケージに入れて相性などを様子見して

もらいます。

もう1匹の三毛猫を捕獲するべく、Sさんのチャレンジは続いています。

天国のお母さん、応援してくださいね。

 

今回の依頼は丸投げでなく、相談者さんがかなりご自分でやってくださったので

助かりました。

今後も、依頼される方、ボランティア、それぞれが何ができるかを話しあいの上

進めたいと思います。