1月12日。肝胆膵外科の受診日。
今日は、この間のeus-fnaの結果がわかる日。
午後からの予約だったから、いつも通りに元気に登校した娘。
娘の帰宅を待って、いざ病院へ
予約時間ギリギリに到着して…待つ事1時間半。
娘に悟られないように…とは思うけど、
やっぱり母は、ソワソワするしドキドキするし…不安でスマホをいじってるフリをするけど、全く頭に入ってこない
なんなら朝から食欲なくて何にも食べれてないし…
ストレスからか胃が痛い
順番が来て…ついに受診。
先生:
こないだの生検検査の結果が出て…やっと診断がつきました。
と言いながら、10日に受けたPET検査の画像を見せてくれました。
生検の結果、診断はSPNで確定です。珍しい症例で膵臓の腫瘍で1、2%程度の症例。
若年の女性に発症することが多く、膵尾部にできることが多いが、娘の場合は膵頭部にある珍しいタイプ。。。
PET検査の画像なんだけど
腫瘍の部分がかなりしっかり光っててサイズも大きい。これだけ光ってるって事は、この腫瘍はすごく活発に活動をしてるって事で…転移するポテンシャルのある腫瘍という事です。
核出(腫瘍だけくり抜く)手術ではなく、膵頭十二指腸切除術でしっかり切り取る方が良いっと言うのが、カンファレンスチームでも多数の意見になりました。
と説明を受けました。
母からの質問:
PET検査で光ってるって事は癌?っていうイメージがあるんですが…活発に活動してても、今の時点では、悪性ではないって事ですよね?取れば大丈夫って事ですよね?
先生:
この腫瘍は、転移をした時点で悪性と判断します。
今の時点で転移は見られないので、しっかりと切除してしまうことが大事という事。
SPNはあまり活動していない腫瘍だったり、活動がゆっくりだったりするものも多いけど、娘の腫瘍は今、活発に活動していると考えられる。
正直…私の頭の中では、なぜ娘なんだろう
っと悲しい気持ちでいっぱいでしたが…それはグッと飲み込んで、早い段階で見つかって本当に良かったねと娘に言うだけで精一杯でした。
娘は、
とにかく早めの手術で早く退院して、卒業式に備えたい!2週間で退院目指したいです
っと先生も苦笑いするくらいの意気込みを伝えてました
不安もあるだろうけど…早く終わらしたいって言うのは娘の本音なんだろうなって思いながら聞いていました。
先生は、
目標がある事は大事目標があるほうががんばれるし、前向きになれるし!
と言ってくれながらも…
でも、無理はダメ。早く退院したいからって、痛いとかおかしいと思った時に我慢すると処置が遅れて、余計に入院が長引くからね!
っと、ちゃんと大事な事も伝えてくれて…
卒業式に無事出席できるようにがんばろう!と言ってくれました。
その後…
先生から、他にも何か手術で質問はありますか?
と言われて、
娘:
①カンチョーは絶対ですか??
②オシッコの管って入れるんですか?
っと、ネットで調べた(?)らしき内容を質問
※質問内容が可愛いなーっと心和む母。
先生:
①そうだねー…もししなかったら、手術中に漏らすと思うけど、そっちの方がイヤだよねー
②入れるけど、眠ってからだし大丈夫だよー
娘:
確かに…漏らす方がヤバい手術どころじゃなくなるやん。
え寝てからって…麻酔した後、私、裸で手術してるって事?えー😱恥ずかしい🫣
私:
服着たまま、お腹切れるはずないやん
先生:
全裸って事じゃないけど…ははは😅
なんて…大きな手術で母は本当は聞きたいこと山ほどあるけど、娘が今、深刻になりすぎず前向きに手術をしようと思えているなら、余計な不安を与えないように…
今はもう何も聞かないで先生にお任せしようと決めて
娘も希望しているので、最短での手術の予定をお願いしますと伝えました。
手術日は2月6日の予定。
入院は前日2月5日。
事前のPCR検査は2月2日。
手術まで3週間とちょっと。
帰りの車で、
娘には、好きな事を好きなだけしときよーっと伝えました。しっかりマスクはして、体調管理だけは気をつけてねっと。
娘には、いつまでも元気でいてほしい!笑顔でいてほしい。
3600gと大きく丈夫に産んで元気いっぱいに育ててきたつもりなのに…SPNなんて病気を抱えさせてしまって本当にごめんねと思う
今、前向きに病気に向き合っている娘を見ると…
ずっと子供だと思ってたけど、知らない間に大人になったなぁと改めて驚かされる。
私もドンと娘を支えてあげないとな…
手術が決まった。
がんばれ娘❗️
がんばれ私‼️