1月5日 検査入院2日目
今日は初めて外科を受診します。
肝胆膵外科。
前日、超音波内視鏡下穿刺吸引法 (EUS-FNA)の検査を受けてから絶食が続いている娘。
昨夜は、胃に違和感があったらしく…夜に念のため担当医の先生に診てもらって、カロナールを処方されたらしい。
…隠れて飲んだカルピスのせいでは?
病院に行き、娘とパパと呼ばれるまでswitchで一緒にマリオをしながら待つ事1時間半。
いよいよ…初めての肝胆膵外科受診です。
担当してくれる主治医の先生は、この大学病院で1番膵臓手術の実績を持つ先生らしく、すごく優しくて丁寧で、安心して話せる雰囲気でした
先生のお話では…
検査での画像を見ましたが、今回の腫瘍は今の段階で癌と呼ばれるような悪性のものではない可能性が高いです。ただ、今後悪性に変化する可能性が高く、転移性のある腫瘍で神経内分泌腫瘍かSPNの疑いが高い。診断については昨日した生検検査の結果で判断したいけど、年齢を考えると置いておいて良い腫瘍ではないので切除は必要と考えます。
との事でした。
切除術について…
①核出(腫瘍のみくり抜く)
②膵頭十二指腸切除術(膵臓・十二指腸・胆のう・胃などを切除)
この2択になり、術後の予後など考えると可能な限り①を選択したいと考えていますが…
検査画像を見る限り、腫瘍が4cmと大きく、十二指腸と胆管とかなり接近しているので、①ができるかの検討が必要。
今の時点では①ができるのは2割程度の可能性になると思う。
術後の入院は②の場合1カ月程度になります。
手術法について…
①開腹
②腹腔鏡手術
③ロボット支援下手術
どの術式でも可能な腫瘍になると思う。侵襲の低い②か③を選択したいと考えています。
絶対に今すぐ切らないといけないって事は無いです。かなり大きい手術です。少し考えて夏くらいの手術でも大丈夫ですよ
と先生の話がありました。
…が、年末から色々あった我が家。
十分に考える時間はすで取りました
パパから先生に…(私も同じ気持ちです)
◾️大学入学までに、手術を終わらせてある程度生活できる状態でスタートさせてあげたい。大学の夏休みまで伸ばした場合…大学が楽しくてまた先延ばしにしたくなるかもしれないし、1ヶ月で回復できなかった場合が怖い。
◾️できる限り…2月28日の卒業式には出してあげたい
娘から先生に…
◾️気持ちが決まっているうちに…少しでも早く手術したいです
と伝えました。
先生は…うーん。。。とパソコンを見ながら、なるほどね。そうだね…
と言いながら、今、最短だと2月頭かな?と。。。
そうなると、卒業式が微妙だけど、その日だけ外出許可とかどうにかできるかな?
んじゃ、一緒に頑張ろうかと娘に言ってくれました
まずは、来週10日にPET検査を受けて12日に生検結果も含めて今後の説明をしますという事になりました
膵腫瘍がわかってから、ずっと消化器内科で検査ばかりで…手術が必要になるってことは分かるけど具体的なことがわからない状況が続いていたけど、
やっと大きく前進できた気がする。
まだまだ不安も大きく…正直、先生に聞きたいことは山ほどあるんだけど、娘の前では聞きにくい事もある先生に、娘抜きで一度お話しさせていただけませんか?とお願いしたいと思いながら…そんなお願いってしていいものなのか??
娘も本当は不安いっぱいなんだと思う。
なるべく追い詰めないように…なるべく私は少し後ろから見守るつもりで娘をサポートしてくことが大事だって思ってる。
ついつい、娘のためだって先回りしすぎて…娘の気持ちを置いてけぼりにしてしまうから
まずは来週。娘のメンタルケアもしつつ手術に向けて母も一緒にがんばっていくぞ