こにゃにゃちは、ノンノです黒猫あたま


発症8日目の記録です鉛筆


ステロイドにすっかり騙されていた痛みと格闘する長い長〜い夜流れ星


眠れて15分 ちょくちょく目が覚めてしまう魂


「セキュリティ警報。部屋に留まってください」

とアナウンスが流れましたガーン


訓練? 夜中に?

と思ったら何回も流れるので本物のようガーン


出るなって言われたってね〜 動けないし

ステロイド投与されていた頃は、左足だけは動いたのに…ぐすん

歩行器使って少し歩けたのに…ぐすん

まな板の鯉ってまさにこのことだわ〜えーん


警報が解除された4時過ぎにナースがバイタルの確認に来ました。


警報が何だったのか尋ねると「何だったんだろうね〜」とあっさり。


彼も最初は訓練かと思ったそうなのですが、鳴り止まないので、機械が壊れたのかと思ったそうです。


すると、警官が2人見回りにやってきたので、何かあったのかなと。


通常は収まった時点で報告のメールが入るそうなのですが、まだこの時点ではそれを見ていないと。


話し方からして慣れっこっぽいもやもや


2年前には、離婚された奥さんへの腹いせで全く関係ないのに病院に包丁持って乱入してきた人がいたって話してるし…


数年前には、ペンシルベニアの病院で大きな事件があったけど、ニュースにならないこういう事は頻繁にあるらしい。


日本では親切な訪問医を殺害した、ひどい事件もありましたよね…


身を削って働く医療従事者にキバを向けるなんて…

世の中、自分勝手で迷惑な人が多すぎる…ムキーッ



痛みがひどくて眠れないことを訴え、再度タイレノールを処方してもらいました。


650mg/8hrsって…

アセトアミノフェンの一日の上限は4000あったと思うんだけど、もうちょっと量を増やしてもらうことはできないのかな…



なかなか現れない神経内科医もやもや

昨晩の先生は Angiogram(血管造影)を予定していると話していたけど、今日するのかな?


とりあえず炎症抑えないといけないだろうに、市販薬の量で足りているのだろうか?


ナースに聞いても「確認するね」だけ。

どこからどこまでがナースの判断で処置されるのか分からないのですが、薬の投与については直ぐに返答がありました。


「タイレノールの量をマックス近くに増やすか、 OxyContin(オキシコドン)を処方できるッて薬剤師が言っているけど、どうします?」


おいおい、OxyContin って最強オピオイドじゃないじかっ!


市販薬の定量投与から飛躍しすぎ〜ッ!


ステロイドに関しては先生の指示がいるそうで、当座タイレノールで凌ぐことに。


この日の朝食は痛みがひどすぎて、写真を撮るところまで頭も回らず画像なし魂

スクランブルエッグ、オレンジ、

ターキーソーセージ、パンケーキ

食欲なかったけど、気合で3分の1ほど胃に突っ込む


シフト交代で新しいナースが来ました。

様子を伺ってきたので、薬のこと含め諸々質問。


次のステップに何があるのか、自分が何をすべきなのかも分からないのは不安な旨を伝えました。


早く動けるようになりたいので、ひとまず動く腰周りをモジモジさせたりしているのですが、これもやりすぎは良くないのか不安だし。


新しい看護師も癖が強い英語を話すのでアフリカ系の移民かも。


ブートキャンプ系で一世風靡したあの人に似ているのでビリ子看護師と勝手に命名。


彼女の厳しいことった…

一先ずは痛みが落ち着いている時にこれを使って肺の運動していなさいって。


いやいや痛くてそれどころじゃ無いんだってもやもや

しかも前に病院で渡された Voldyne(呼吸訓練器)は吸気量1500を目標にしていたのに「あなたの歳だったら2000mlはいかなきゃ」だって


鬼だわ〜えーん



そうこう話をしているうちに、オットとお子たちが見舞いに来ました。


一気に部屋の密度アップアップアップアップ


同時に中国系か韓国系のメチャ明るく不自然なほどポジティブな食事担当のオジサマが昼食を持ってきてくれました。


選択していたのはツナサラダサンドウィッチでなく、温野菜が食べたかったのでポットロースト。


コレにお子2がナースの許可をもらって追加したキムチ餃子、ノンノの好きな中華インゲン豆豉炒め(脂を削いで)にキムパプ。

蓋を開けた途端に家族みんなが

「ドッグフードの匂いがするッ!」


脂肪なしのお肉はメチャ固くて確かにドッグフードの匂い!


皆で一口ずつ試食して「うんドッグフードだ」

って… 

あなた達ドッグフード食べたことあるんかい?


ここに来てやってくれたアメリカ食あるあるドクロ

メチャ不味いやつドクロ

はい、驚きませんよにやり


肉以外の全て完食。

やっぱりアジア飯最高ピンク音符


午後イチから急に忙しくなりました。


バイタル専門のテクニシャン、Internal Medicine(内科)の先生と二人のインターンが入れ替わり立ち替わり登場。


イェ〜イ!パ〜ティ!!!オーナメント


同じことを何度も聞かれて飽きてきたけど、所々に会話に「前の情報と何か違うところある?」ってスタッフの会話を耳にしたので大切なことなのね、きっと。

警察の取調べみたいな。


この先生が東京医科歯科大学で日本語でも会話できチョッと気持ちがほぐれました。


ピーター・ランダース氏みたいな外国人日本語だと良いのだけど慎重に六本木で女の子をナンパしているような日本語なので彼はエセ医師と命名

(やめなさいっつ!)


あ、ここではワタシが外国人か?うーん



同じ触診を何度もされて、これも飽きて内心「PT呼べやーPTじゃッ!」とドヤりたい所なのだけどグッと我慢。


小さなことからコツコツねぶー



Charge Nurse(主任看護師)も来て、触診をしながら前のMRI画像と比較する為にもう一度MRIをすることを告げられました。


入れ替わってPhysical Therapists(理学療法士)が来て、ようやくPTじゃ!と思ったタイミングでMRIのお迎え魂


何言っているかよく分からない見た目も訛りもゴッツいアフリカ系メチャ明るいオジサン(ジニーと心で命名)の魔法のカーペット移動でMRI部屋へ。


このタイミングでお子たち退散〜

忙しい中、来てくれてありがとぶちゅー



今回は Ativan(アチバン)を投与してくれたけど途中で目が覚めてしまいました。


うちのMRIは音楽が流れないんだ、と技師に言われて嫌な予感がしたのよ…もやもや


音楽がないので時間の経過も分からず、少しの間は我慢できたけど、急に暑くなって苦しい気持ちになったので一旦休憩。


まだ45分ほど撮影しなきゃいけないって…

ドンんだけ撮影するんじゃ〜!

ってか、なんで音楽流れないの?

地獄だわ…絶望



あまりに時間がかかるので心配になっていたオットのところには、神経内科医が挨拶に来ていたそうで、ノンノのMRIが終わったらまた来ると去っていったとか。


夕食:テキーラライムチキン・ラテン風だって

チキン柔らかくて合格点だけど、一番美味しかったのは一切れあったズッキーニでした


夕食中に実績18年の神経内科医の再登場。


MRIの画像は前回のとさほど変わりはなく、99.99999999%はSMの診断で合っていると思う。

でも

何せ

どの先生も報告書でしか読んだことがないとても稀なケースなので、SMと確定するのに一つだけ憂慮する点がある。


ソレは髄液に白血球が見つかったこと。

先天性の疾患で炎症ありきで脊髄卒中だったのか、などなど、やはり血管造影の検査をしたいとのこと。


99.99999999%SMだとしても

0.000000001%(普通の?)脊髄卒中でも

病床の深刻度と今後の処置は変わらないのだけど、病名を定めるにはあまりに稀な症状なので慎重に見定めたい、と。


ここでオットのイライラ、プチ爆発炎


99.99999999%SMだと分かっているなら、そこから直ぐにリハビリ始められるのに、検査を追加することでリハビリが遅れるわけだよね?


検査したいのはそちらの都合だよね?


トーンは落ち着いているけど、かなり強い口調で先生にガッツリ噛み付きますピリピリ


神経内科医、チョッと若くて自分よりも背が高くてイケメンだったのも気に入らなかったのかもゲラゲラ

素直に認める先生。

一先ず、まだ前に病院からのデータが届いていないし、明日チームミーティングでもっと相談する、と
逃げるように先生退散。



オットがイライラするのも分かりますが、ノンノは検査を承認しました。


今後のために少しでもお役に立てれば、ね。

ワガママ言ってゴメンよ、オット。


「君が決めたことなんだからね」

とノンノに何度もブツブツ。


「Your mom が決めたことだから」

とお子からの電話にも半分八つ当たり口調。


もし検査がもっと追加されるようであればキリが無いのでお断り!

血管造影検査でおしまい。


そう約束してオットをなだめました。


オットが帰宅しようとしていた9時過ぎに

ようやくステロイドの再投与。


この夜も床ずれ防止の薬を注射されて就寝。


眠れるって極楽〜おすましペガサス






















自由に持ち上げることができていた左足も痛みと炎症で動きが鈍くなってしまい、



何とか眠れたけど、痛くて朝食の写真は無し。

パンケーキ2枚とスクランブルで、オレンジでした。