そしてこちらは20年振りに訪れた The Met で出会った可愛い彼ら
なんかアニメに出てくるキャラクターみたいじゃない?
こんな顔の芸能人いるよね…
石原良純?加藤諒?藤岡弘?我修院達也?
インポッシブルの人?すえひろがりずの人?
え?どこにでもこんな顔の人いるって?
説明書きによると「19世紀後半/京都」とあるので明治時代よね。
この子たちも、廃仏毀釈のあおりを受けて、アメリカにやってきたのかしら?
鬼より怖い人間達〜
過去に訪れた MET の記憶が「スフィンクスの前でニッコとポーズとっているお子達の写真で薄っすら残っている程度」なのは何故か、今回訪れてようやく思い出しました。
疲労感で記憶が抹消されていたのです
行くだけで疲れるのよ、あの美術館
慣れもあるのだろうけど、大きすぎ
テーマの幅が広過ぎる、で、人が多すぎ、
何よりゴチャゴチャと部屋の導線が悪過ぎ…
絵を観る感動より部屋にたどり着いた安堵が先立ってアートが頭に入って来ない
そんなんで疲れ切った後に一休みしてから移動した別館のクロイスターズは初めてだったのですが、と〜っても素敵な空間
移築した修道院の建物ということで、落ち着いた感じと静寂の中で、ゆっくりアートだけでなく、建物が見てきた修道士達の生活まで感じる空気感
で、クロイスターズで見つけたのがこのコ
大天使ミカエルに退治された悪魔だそうで。
(主役のミカエルは画像割愛)
ミカエル、両足で乗っかっちゃっているし…
これ片足で踏んづけてポーズとっていたら「ヴィクトリーっ!!!」って感じするけど、両足でだと「ゑ?そこいたん?知らないで踏んづけちゃった、あ、ラッキー、ゲットだぜー」というふうにしか見えない
悪魔の姿も、あちらこちらに顔があって、やたら賑やかだし、何かマヌケ
宴会の腹芸を超える間抜けさ
絶対何かひとつの行動を起こそうにも、各パーツの顔がすごく揉めに揉めて何にもできそうにないし、愛嬌さえ感じるんですけど
そして同じく、クロイスターズに移築されていた礼拝堂で見つけたコレ
えっ???
12世紀初めのスペインにさくらももこ先生?
生まれつき盲目の人をイエス様の奇跡で治してあげる感動的なシーンなのに、これはどう見てもちびまる子ちゃんが何かしでかして放心状態になったときの顔でしょう