シャロームキラキラ


OBでもOGでもなく、お子たちが卒業したわけでもなく、全く関係ないのですが、昨日は「America’s Game」と呼ばれる海軍士官学校と陸軍士官学校のアメフトの試合を観戦してきました。


1890年から続いている歴史のあるイベントで

日本の早慶戦のようなものです。


昔、アナポリスのツアーに参加する機会があり、そこで色々と面白い話を聞き、興味を持ち、一度生でみてみたいなぁ、と思っていました。

ソレをオットが知り合いに話したら、士官学校卒、海軍の退役軍人そしてアナポリス在住の彼が毎年チケットを分けてくれるようになったのです。


かくして、
ニワカ・モグリ・サポーター誕生!


通い出した頃は海軍の連勝が続いていました。

記録的な14連勝!


試合が行われる3ヶ月前にお互いに「捕虜」数名を交換し、その「捕虜」たちは海軍の生徒は陸軍学校で、陸軍の生徒は海軍学校で1セミスター学習します。


当日の試合が始まる前に諸々の儀式があり、そこで「捕虜の解放」が行われ、仲間たちと共に応援します。


卒業生もがんばります。

海軍のジェットと陸軍のヘリコプターがフィールド上空を飛び、🪂でフィールドに降下します。

今年は🪂無しでしたが)




タッチダウンが決まると一年生がフィールドに出てきて点数分の腕立て伏せをするのが士官学校の恒例行事。


こんな感じです↓




「Beat Navy!」の掛け声に悲痛さがこもった2016年は現役陸軍軍人のパイロットと🪂で降りてきた人たちも一年生に混じって腕立て伏せをするほど必死でした。

デスパレートな軍人たち、です。


魔の2016年。

Armyの悲鳴に近い祈りが聞き入られたのか、

Navyの 15連勝は叶いませんでした。


歓喜のあまりに観客席から雪崩れ込む陸軍士官生達。


その光景はハーメルンの笛吹きに導かれて川に飛び込むネズミのようでした。





氷点下に近い寒さに耐え、
雪の年も、ミゾレの年も、勝利を信じて観戦。

負け試合の後に寄ったレストランでは陸軍士官学校サポーターのGloating にも耐え忍びました。


そして2019年。

ようやく勝利を奪い返し、コレでノンノ夫婦も引退を考えました。


Good Vibes で楽しいけど、ムダにストレス抱える必要ないし、何せ寒いッゲホゲホ


観戦の記憶を気持ち良い勝利奪回で締めくくりたかったのです。




パンデミックの2020年
ヒッソリと陸軍士官学校のホームで開催。
陸軍の勝利。

そして2021年。
オットがチャンとチケット友達に伝えていなかったのか、チケットが送られてきましたアセアセ


いろいろ悩んだ挙句、無下にはできぬ、と当日の朝決めて出発。


行っちゃえば楽しいのよ。


知らないオジサンとも仲間! 

Go Navy! Beat Army!!!


今年は陸軍が協定を破って我がマスコット Bill the Goat を誘拐しようとしました。

(間違って違うヤギを誘拐した…)


負けるわけにはいきません!



座席は両学生応援団に挟まれ、最高ラブ




と喜んだのも束の間

試合開始後2分もせず陸軍タッチダウンガーン


そして海軍の攻撃に代わり直ぐにQBが負傷アセアセ

バックアップの子、伊達に背番号1つけていないよね…と祈りつつ試合は進み、ヒヤヒヤドキドキしながらも最後の3分、逆転される危機を無事に乗り越えて勝ちました〜笑い泣き






嗚呼、もうイヤン… 

心臓に悪い...白髪が増えちゃう…


もう今年でおしまい。

有終の美でArmy-Navy Gameの観戦記録を終わらせたいワンにやり


ちゃんとチケット友に伝えなきゃ。