彼が以前にお友達と来て美味しかったからと銀座天龍に連れてきてもらった。


店前に着くと行列。20人は並んでる。お洋服を買う前に来て、よかったねと話す。


然程待たずだったのか、お喋りしてたせいなのか体感そんなに待った感じがしなかった。席に案内される。


彼、お勧めのあんかけ五目焼きそばは平日メニューなようでなかった。何を頼もうか相談するが彼は美味しいものに鼻が効き外したことがないのでオーダーは彼に任せた。




よだれ鶏が運ばれる。少し甘み感じる辛いタレが抜群に美味しい。「ビール飲みたくなるね」と隣のテーブルの女性たちの生ビールのグラスを横目で見て喉がなる。でも早寝をしないために我慢。この味を覚えておいて自分たちで作ろうと話が弾む。彼はとても嬉しそう。




天龍名物ジャンボ餃子。すごく大きい。三口、四口でないと食べ切れない大きさ。餃子はお酢たっぷりに醤油を数滴垂らして食べるのが好き。彼はお酢多め醤油少なめラー油少々でいただくのが好み。


「わあ大きい」と眺めている間に彼が先に一口かぶりつく。肉汁がボタボタボタッ!と醤油皿に溢れる。小籠包みたい。


私もかぶりつく。熱々で肉汁たっぷりで、これはやっぱり小籠包みたい。餡はしっかり練られているようで具の境目なく、ふっくら柔らかい。肉の甘みを感じる。とても美味しい。彼に伝えるととても嬉しそう。「俺も前に食べた時より美味しいよ。ノラと一緒だからかな。」夢中になって「美味しい!美味しいね」と、あっという間に2個食べてしまった。




炒飯とスープが運ばれる。スープからいただく。スッキリした味なのにコクがある。いくらでも飲めるスープだ。炒飯は焼豚の味がしっかりする。これも美味しい!どれも美味しい。私たちは何度も「美味しいね」と言いながら食べる。


餃子で締める。少し冷めた餃子は餡の旨みをしっかり感じて、これも美味しい。最後まで美味しく食べた。


彼がご馳走してくれた。「ノラが美味しそうに食べている姿を見るのが幸せなんだ。だから、もっと奢りたくなる。」お会計後、彼がそう言った。


私、愛されて幸せだな。食事することでも私たちの愛は深まる。彼といると心もお腹も満たしてくれる笑