ヴェトナム旅日記②〜ホイアン編〜
ハノイから飛行機でダナンまで南下し、旅の目的地、ホイアンへ。
数百年前の建物が残る街並で知られる、世界遺産の小さな町は
ハノイなどの都会から比べるといかにも田舎で、
のんびり散歩したり、市場をひやかしたりするのが楽しい。
特に旧市街は、歴史ある建物を素敵なカフェにリノベーションしてあったりと
雰囲気がいいので、欧米人観光客に人気。
江戸時代には日本人が渡来し、その後多くの日本人が住んでいたらしく、
毎年「日本まつり」も行われる程縁のある町だけれど、
日本人観光客は少ない印象
ホーチミンやハノイに比べると、中部は少し地味なんだろうな。
私はこういうこじんまりとした町の方が,
より旅をしている感じがして、とても好きだけれど。
オットたちが設計した環境配慮型のカフェ「ユーカフェ」。
このプロジェクトのおかげで去年も今年もホイアンに来る事ができて感謝!
ここで仕事仲間であるK大学のHさんと、そのゼミの学生4人と合流。
新しいプロジェクトの打合せを現地のオーナーと建築家を交えてミーティング。
(門外漢の私は写真などの記録係と、ムードメーカー役として活躍?)
夕方、ビーチへ繰り出すという男性陣と別れ、
カフェのオーナーおすすめのマップを片手に
ひとりでサイクリング。
観光エリアから離れ、静かで美しい湿地帯が広がる景色に出会い感動。
どこまでも走っていきたい気分!
途中で花市場に遭遇。
同じ菊ばかり扱っているのは、多分お供え用の花。
ヴェトナムではお店の床や、道ばたの軒先など至る所に神様が奉ってあったので。
市場では大きな看板でマイバッグを推進中。へえ!
焼け付くような陽射しと砂埃の中、ペダルをこぐ。
町中で咲き誇る花の力強さとは対照的に
わんこはぐったりしていました・・・。
日陰で寝てね。
去年と同じ食堂でごはん。うまいっ!
ミニバインセオ2枚につくね6本に揚げ春巻き。
これにキムチと酢漬けの間のような漬け物やハーブを載せて
ライスペーパーに包んで食べる。
デザートにパイナップルまでついて一人前。500円もしなかったような。
「去年も来たの」と言うと、おばちゃんが「そうだよね。見覚えがあると思ったんだよ」。
リップサービスでもうれしい。
その後チョコレートムースまでサービスで出してくれたんだけど、
もう苦しすぎて...。
この日はちょうど満月で、ランタン・ナイトの日。
ボートに乗って、お月見をしました。
「チャム島」編へつづく・・・。