生き神様のうどんに思う。 | ノラ家の日常・非日常

生き神様のうどんに思う。

 

 

いつも読んでくださり、温かい応援をありがとうございます。

新年二つ目の更新です。

 

お正月は初詣と祖母に会いにいくのがセットです。

お墓参りもします。

 

祖母は元気でした。もうすぐ99歳になります。

以前の記事と同じように

名前などは覚えていないけど大事な人たちであることは

覚えてくれていて私たちを「大好きなひとたち」と言ってくれた。

祖母とは魂の交流をしてきました。

祖母はまだ歩けるし、元気なので100歳は超えると思う^^

 

 

さて、旅先では楽しみなことがもうひとつ。

それは帰りのディナー。

 

帰りには3000円程度でフルコースが食べられるよいお店が

お気に入りで楽しみにしていたのですが

都会なら8000円するくらいのコース)

悲しいことに閉店していました。

 

ノラ家は意気消沈。

 

でも

もうひとつ名店があるのです。

 

 

行きにお昼ごはんどきに通った時は激コミだったので

帰りに寄ることに。

 

ここがよいお店なんです。

 

 

われわれは…

 

 

この旅では

 

神社近くのお土産物屋さんの駐車場が

お正月で倍の値段になっていたり、

昼ごはんに入ったレストランで久々にこんなの出す?という

料理を食べてしまい…

商売根性にあてられてゲンナリして疲れていたところもあったのだ。

 

 

 

食べ始めると

次々に気づきが…

 

 

 

 

おいしー。

 

卵は絶妙な火加減で半熟。

 

鍋焼きうどんっていっぱい具がはいってて、

なにを食べてもものすごく心がこもっている。

 

 

 

そしてなによりも

 

愛だ。

愛がつまっている。

 

 

本当に美味しいダシ、おいしいうどんなんです。

 

景勝地の目の前なので

人気でものすごく混んでいるお店だけど

何年たっても、お店を建て替えても

まったく味が変わっていない。

すべて手作りの味だ。

 

 

みんなが同じことを感じていて…

 

 

入る前よりも断然元気になっていた。

 

 

このお店では帰る前に

お客さんがお店の人にお礼を言う光景がしばしば見られる。

 

旅人が生き返って思わずお礼を伝える一杯なわけだ。

 

私たちも帰り際には必ずお店の人と会話する。

 

 

どの人もどの人も晴れやかで。

 

 

次の日もその感動は続いていて、

みな、同じことを思ったということを確かめ合った。

 

「後光さしているみたいだった」

「生き神様や!」

「そうや!」

 

そしてこう言い合った。

 

 

 

本当にあのお店は

人に喜んでもらうことを考えて作っているねと。

 

そして

 

そのお店は

 

東南海地震では津波が2分で到達すると予想されている町の

海の目の前にある。

災害予想地域の最前線だ。

 

ノラ姉が言う。

 

 

 

そして

 

 

 

 

そんな壮大なことを語り合った年明けなのでした。

 

 

ー完ー

 

まだまだだけどね^^;

いつかは…!

 

みんなで持ち場を守ろう!

 

本年もよろしくお願いします。ご縁のある方につながりますように。

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