いろいろ思い、感じ、また考え、日々を過ごしているわけですが、それらのことを上手く言葉で表現できない私です。

 

考えることを直ぐに手放してしまいます。面倒でならなくなってしまうんです。

 

芸人のヒロシさんの著書を読みました。

 

聡明な方だと、つくづく思います。

 

著書だけでなく番組を観てのヒロシさんは、ご自身の考えをどういう言葉でもって伝えるのかということを、しっかり考えられる方という印象です。

 

著書の内容を一部抜粋します。

 

「息抜きばかりだと息抜きの息抜きが必要」

 

仕事を辞めていざずっと自由に過ごせるとなると暇が辛くなり不思議と働きたくなってくる、といったことが書かれていて、お~、なるほど確かに!と思わず口に出ました。

退職して間もなくは解放感が心地良いのですが、そのうち居心地が悪くなるんですよね。

 

「勝手に大人になると思っていた」

 

年齢を重ねれば自動的に新聞を読み政治経済を理解して自分なりの持論をもつようになると思っていた、といったことが書かれていて、分かるーーー!と、同類に出会った気がしてホッとしました。

子供の頃、いまは新聞にも政治にも興味すらないけれど大人になれば自然と興味を持ち解るようになると思っていました。

 

「若い頃になりたくなかった普通の人になれない不安」

 

こちらはヒロシさん自身が抱いている不安ではなく、社会にある同調圧力により、こういう不安を覚える人もいるということで書かれています。ある程度の年齢になれば、どこかの企業で働き、また結婚していることが求められ、長年付き合いのある友人を1人や2人持っていることが当たり前とされる、といったことが書かれていて、座っているのに眩暈がしました。

 

現在50歳、独身です。

最近は「ご結婚されていますか?」ではなく「お子さんはおいくつですか?」と聞かれます。

絶対に普通の大人になんてならない!と物心ついた頃から思っていました。確かに普通の大人にはなっていませんが思い描いていた大人にもなっていません。

 

 

 

 

 

 

アラフィフ、今日もそろりと生きてます。