初任者研修の資格を得た後、介護士として初めて働いた職場を辞め、ふたたび職業訓練校(実務者研修含む)に通っている。
実務者研修の講義は6ヶ月間あるのだが、時の経つのは何と早いことか。
まず、最初の7日間があっという間だった。
何せ、講義内容が日によって基礎と応用を行ったり来たりする。
専門用語に、ン?と引っかかっている間に講義はどんどん進んでいく
焦った。
このままでは資格に見合う知識を得られない、と。
そんなこんなで、まだまだ先だと思っていた医療的ケア(喀痰吸引と経管栄養)も、あっという間に試験当日を迎えた。
モデル(人形)を使って実技試験は行われる。
相手は人形だと分かっているのだけれど、緊張したーー!
練習を始めた頃は、こんなの覚えられるわけがないと思っていたけれど、何度も何度も自主練を繰り返し、講師陣から「安心して見ていられる」と言われるまでに上達
再試の受講生が数名いたものの、最終的に全員が無事に合格したことは嬉しかった。
けれど、実際に生身の人間に施すのかと思うと、これで良いのか?とも思う。
というのも、素人の私から見ても、こんな手技では危ないと分かる受講生も合格していたから。
医療的ケアが最大の山場だと考えていたほど、私には重要なカリキュラムだったのだけれど、そうでもないのかな、という印象で終わってしまった。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。