趣味は何かと聞かれ、コレ!と明確に答えられたことが果たしてあっただろうか…
多少はあったような気もするが、語ることが出来るほどの趣味を持ったことがない。
新聞を読むことや読書を趣味としている方と接することが、苦手。
なんだか気後れしてしまう。
なので、「趣味は毎朝新聞を読むこと」や「本が大好き」なんて話を聞くと、うなだれてしまう。
そんな私が6、7年ほど前から本屋や図書館に足が向くようになった。(足繫く通っているわけでは決してない)
仕事や人間関係、将来について悩んだ時、ふと誰か(生身の人間ではなく本)に助けを求めたくなったのだ。
助けを求める書籍は指南書に限らず、エッセイ、哲学、自伝、小説、歴史、雑誌、料理本に旅行ガイドなど多岐に渡る。
最近は、何かいいこと(素敵な言葉との出会い)ないかな~♪とワクワクしながら棚を見て回る。
そして出会った、この一冊。
『逃げられる人になりなさい』
タイトルの額面通りに受け取ってはなりません、念のため
備忘録を兼ねて、いくつか作品にある言葉を残しておこうと思う。
「この道でがんばるしかないと考えると逃げ場がなくなります。でも、どんなときも進む道はひとつではなく、さまざまな道があるのです」
「自分の力を試すこともなく逃げればいいといっているわけでありません」と記されています。
「過去の自分や起きた出来事は変えられません。でも、過去の見方や受け止め方は自分で変えられるのです」
「心を清くし 愛の人であれ」
「心を清くし」とは物事の本質を見極めることであり「愛の人であれ」とは思いやりや優しさをもって本当の愛とはなにかを考えながら行動することとあります。
「品格のある人とは、自分自身の生き方を自分に問い続けている人なのでしょう」
「大切なのは、どれだけの愛をその行いに込めるかということです」
マザー・テレサの言葉だそうです。
これで何度めだろうと自分にガッカリするくらい、人生迷子中。
いいこと(素敵な言葉)探しが、心の支えだったりする。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。