偶然目にした、日本の婚姻制度に関する記事。
「自然生殖可能な両性に対して認められる」とあった。
その記事は、LGBT(※記事ではQ+の記載はなかった)をテーマにして触れていたのだが、今回私がモヤモヤしたところは❝自然生殖可能な❞という部分。
子供を持つことを望まない、もしくは望めない二人には認められないということか?
出生率を上げる事が結婚を認める条件というわけか。
戦後の経済成長、そして男女雇用機会均等法の施行により、女性の社会進出は今や当たり前となった。
けれど、女性の社会進出を推進する一方で「子供を産め」と言う。
さて、社会復帰しやすい世の中だろうか?
「休職からの復帰は難しい」と、子供を持たない、また二人目以降を考えない選択をする方もいる。
記事にある婚姻制度に照らし合わせれば、自然生殖可能な二人が子孫繁栄に努め(られ)ないことになる。
国は理想を現実化しようとし、現実社会に歪みが生じている。
「愛する人と共に過ごしたい。だから結婚する」
これが認められない社会もまた生きづらいわ、きっと。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。