職業訓練21日目

 

主な課題

■睡眠障害

■ターミナルケア(終末期介護・看取り)

 

*総括*

体内時計が狂い昼夜逆転の生活となり、睡眠障害を起こす高齢者が多くいるという。

昼間のうたた寝の心地よさを知ってはいる(昼寝サイコーラブ)が、それだと本人(利用者)にとっても良くないのだ。認知症の進行を早めることになり兼ねないのだから。

そして、今日の講義のメインテーマであるターミナルケア。生徒が順番にテキストを読み上げるのだが、看取りの経験をしている生徒の多くが途中で読めなくなってしまった。読もうとしても声が詰まってしまうのだ。

悲しい記憶が蘇って来たからだけではないだろう。後悔の念が沸き上がっていたのかも知れない。

介護の経験談を聞いていた私は、彼らは精一杯介護をして来たと感じるのに、「もっと出来ることがあったはず」と後悔の言葉を口にする生徒が一人や二人ではないからだ。

いくら看取る覚悟をしていても、その時は急にやってくる。

最期のその先はないのだ。

ふと、看取られる側の事を考えた。

生きている(生きていく)者を後悔させないために、看取られる側が出来ることは何だろう?

 

 

アラフィフ、今日もそろりと生きてます。