職業訓練10日目
主な課題
■認知症(概念・ケアの理念・症状)
■家族への支援
*総括*
歩ける認知症患者の徘徊について、本当に一瞬目を離したスキに居なくなることがあるそうだ。辺りをどれだけ探しても見つからず、警察へ捜索を依頼するも発見の一報がないまま時間だけが過ぎて行く。
午前中に姿を消し、発見されたのは夕方になってから。
最短距離で5㎞離れた場所で店前のベンチに座ったまま動かないでいることを不審に思った店員からの通報で発見に至ったそうだ。
移動距離は、あくまで最短であり、認知症を患っていることに加え、発見された時刻、発見時の様子から、相当な距離を歩き続けたことは想像に難くない。
認知症患者の中には介護職員が追いつけない程のスピードで進む人もいるそうだ。
人の命を預かる仕事は医療や保育だけではない、福祉も同じだ。
哀しい事故や事件が起きている。
加害者となる介護者自身に問題がなかったとは言えないだろう。けれど、介護者を取り巻く環境に大きな問題があるように思えてならないのだ。
「人は置かれる環境で変わり得る」
私は、そう考えている。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。